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鮎釣りの理屈・・・



波
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友釣りについて

アユの友釣りは、生きたアユを泳がせてアユを掛けるという、日本独特の釣法です
アユは川底のコケを食べて成長します。
良いコケは水量が多い流れのある川底の石につきますが、アユたちはそれを好んで食べます。アユは縄張り意識が強く、自分の食事場である石の周囲に1メートルほどのテリトリーを作り、他のアユがそのテリトリーに近づくと激しく攻撃して追い出そうとします。
友釣りは、オトリを攻撃した野アユが、仕掛けた針にかかったところを釣り上げます。
このように友釣りとは、他の釣りのようにエサで釣るのではなく、縄張り意識というアユの性質をうまく利用した釣法なのです。
友釣りは、野アユとの駆け引きだけでなくオトリとの駆け引きもあり、それが他の釣りと一線を画す、友釣りの楽しさと言えるでしょう。

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強くて大きいアユをで釣りたい!

強く大きいアユほど、新鮮で良質のコケがついている石が多い流れの速い場所で縄張りを張ります。ですから、大きいアユを釣ろうとすれば、当然流れの速い、できるだけ川底に近い場所にオトリを誘導するのがイチバンです。
ですが、これがなかなか難しいのです。
流れの速い場所は、当然水流も複雑で、そういう場所は「根掛かり」を起こしやすいからです。「根掛かり」とはハリやミチイトが川底に引っかかってしまう、いわゆる地球を釣る状態で、こうなると野アユどころか、オトリさえも失ってしまいかねません。
ですから、腕に自信のないビギナーは涙を飲んで、波立ちがなく緩やかに流れている「トロ場」で釣らざるを得ません。

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背がかりの意味

強い野アユは背がかりします。背がかりとは、野アユの背中に針が掛かって釣れることですが、ではなぜ強いアユは背がかりするのでしょうか。
テリトリーを守ろうとする野アユは、まずオトリの背後からお腹のあたりをめがけて攻撃してきます。攻撃を受けたオトリはテリトリーから離れようとしますが、テリトリーの境界に来たとき、野アユはオトリの頭側へ回りこみ、前方からオトリの斑点模様に向けて体当たりした後、急激に川底へ進路を向けて潜ります。このときにオトリに仕掛けた針が野アユの背中にかかるのです。(下図)
Fig-A では弱い野アユはどうでしょう。弱い野アユは攻撃も弱々しく、フラフラッとオトリに寄ってきて体当たりをしようとしますが、そのとき力なく野アユのお腹や目に針が掛かってしまいます。
背がかりしたアユは致命傷を受けてないため衰弱しにくく、次のオトリにも利用できます。
そして当然、強いオトリほど、より強い野アユのいるポイントへ攻め入ることができます。

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頑張って流れの速いポイントへオトリを誘導しよう

大きくて強い鮎を求めて、流れの速い川底を狙ってみましょう。あなたは、狙うポイントへオトリを誘導しようと懸命に竿を操作します。でも当然、オモリが岩などに根がかりしてしまう危険性も大きくなることを覚悟しなくてはなりません。また無理に竿を操作すれば、強引に鼻ッ端を引っ張られたオトリは口を開いてしまい、大量の水が口から流れ込み、とたんにオトリは衰弱して、やがて死んでしまいます。
これでは野アユは掛かりません。オトリは死して名を残すことなく、犬死にしてしまうのです。根がかりさせず、流れの速い場所を狙うには、それなりの熟練が必要なのです。
上手にオトリを誘導できないなら、根掛かりの心配がないトロ場で友釣りをするしかありません。でも、それでは、せいぜい小さな弱いアユしか掛からず、当然、背がかりなど望むべくもありません。

では、どうすれば良いのでしょう。
どうしても流れの速いポイントで友釣りをしたいなら、解決方法が2つあります。
ひとつは、ただひたすら上級者を目指してアユ釣りに邁進すること。
そしてもうひとつは、スイスイワンダーを試してみることです。

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驚異の泳ぐオモリ スイスイワンダー

スイスイワンダー スイスイワンダーは、オモリと浮きを一体化したものに翼をつけた形をしています。
現存のオモリは重さで沈めるために、川底の石に引っかかり「根掛かり」を起こしやすいのですが、このスイスイワンダーはオモリと浮力と翼のバランスで、川底をオトリとともに移動することができるため、「根掛かり」をほとんど起こしません。
PAT.2113821
あとは竿の操作ですが、通常のオモリを釣るときと同じように下竿をせず、竿を水流に応じて上下に動かしながら上流へと導けばOKです。
根掛かりしない驚異の泳ぐオモリ「スイスイワンダー」を是非一度、お試しください。
スイスイワンダー スイスイワンダーには、黄色・透明・緑色の3種類があります。
これらの色は、野アユを驚かせない色として採用されました。当然オトリに対しても、ストレスを与えない色といえます。

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