第24訓 「流れ」は存在するか否か(3)
 「調子の良い時は突っ張れ」とよく言われる。第23訓の考え方からすると、調子が良い時の次は悪い目が多く出ることになる。しかし、「勢いを殺すな」なんてこともよく言われるので、なかなか抑えが効かないのが正直なところだろう。
 この場合、慎重に対応した結果、「悪い目」が出ると「勢いを殺した」といい、「良い目」が出ると「流れに乗れた」などと言うのではないか。やはり、結果に理由を与えているだけなのだ。
 「流れ」を正弦波に例える場合がある。規則正しいカーブかどうかは別にして、我々には「ピーク」と「どん底」が判定できない。これでは、行くか退くかの判定ができない。百歩譲って「流れ」はあるとしよう。しかし、ターニングポイントがわからないようでは何の役にも立たない。
 やはり、確率計算に基づく正着打を確実に打つことで、長期的な勝率アップを目指すのが、Aクラス麻雀ではないだろうか。また、「流れ」等といった幻の責任にしないこともAクラスの必要条件であろう。