| 第23訓 「流れ」は存在するか否か(2) |
「確率」の話をしよう。サイコロを振って「1」が出る確率は1/6である。中学生でも知っている。では、5回振って「1」が出なかった場合、6回目に「1」が出る確率は?
答えは1/6・・・・・・・・本当か?
計算上は1/6で正解である。しかし、私は違うと思う。いや、違うと断言する。
例えばサイコロを6回振ると必ず1から6の目がそれぞれ1回つづ出るか、と言えば答えはNOである。では確率1/6とはどういう意味なのか。答えは、「限りなく多くの回数を重ねるとそれぞれの出現回数の割合が1/6に近くなる」ではないのか。つまり、ちっとも「1」が出なければ、そのうち「1」の出現頻度が上がらないと結果的に1/6にならないのだ。したがって、「5回振って・・・・・」の答えは、1/6以上となるはずだ。
確率とは、断片的な計算値である一方、対極的な統計をも満たす数字である。その結果として、さっきのような「ひねた」解釈をしなければ説明しきれないモノなのだ。この考え方で「流れ」なるものを説明しようとしたが、定性的な説明の域を出ない。やっぱり「流れ」は無いと考えるべき。
肝心の麻雀への応用は? それは次以降の教訓で。