ＪＡＣ岐阜支部海外山行
　　　『河西回廊・敦煌と祁連山脈ハイキング』

　　　　　　２００６．７．５〜２００６．７．１４

　モンゴルから始まったＪＡＣ岐阜支部海外遠征は、今回で１３年目を迎えた。シルクロード遠征は、西安を皮切りに今回８回目の河西回廊遠征で完結した。

今回は、１５名で蘭州から出発し、敦煌までおよそ１６００キロの長い道のりの旅となった。この中国甘粛省の河西回廊は、古代シルクロードの重要な一部となり社会と経済が栄えた。

　７月５日　東京組７名　名古屋組８名が北京で合流し９泊１０日の旅が始まった。蘭州から武威、張掖、酒泉、安西、敦煌とそれぞれの都市に宿泊しながら、特に有名な文化遺産を見学した。

もっとも有名なのは、やはり世界遺産に登録されている万里の長城の西端にある嘉峪関と敦煌の石窟であろうか。確かに観光客も多く見ごたえはあった。

でも山岳会なので祁連山脈の一角にある鳶支山（えんしざん）登山はメインであり印象に残った。又、砂の上を登るなどという経験はそうできるものではない。敦煌の鳴沙山登山は砂の上にはしごがついていて急登をあえぎながら登ったことは印象深い。下りは足をとられながら走って下った。中には下痢症状を訴える人もいたが見学に支障はなかった。和気藹々の楽しい旅であった。