2010年度森林づくり記録

20(通算127)平成22125 天候晴れ   気温9(午後0)
                            記録者 藤井法道

参加者6
 藤井法・中島真・浅野勝・岡田清・神山敬・白木貞

作業内容
 今年度最後の作業は小屋じまいにふさわしく岐阜支部精鋭の男性6名が参加。

 これまでに植林した。1300本余りに冬季対策に差し込む最後の竹竿を車止めからボッカし、10時頃までにはすべてを完了、引き続いてトイレや幟旗の撤収、道具小屋の整理などを昼までに行った。そして小春日和の穏やかな中、雪をかぶった能郷白山や加賀白山を眺めながら持ち寄った御馳走でランチタイムを楽しんだ。

 下山の途中、水場の撤収や車止めにドングリの種蒔きなどを行い、午後二時過ぎ道の駅で解散した。

 今年度44日の第一回目の作業以来、雨天で中止した一回を除き十九回の作業を行い、延べ279名の参加が有った。

備考
 植栽地はすっかり落葉し明るい森林になっていた。二、三日前に初冠雪が有ったがこれは例年よりかなり遅かった。

 能郷白山や金糞岳などにも冠雪が見られたが、天狗や花房などには無かった。
 今年は夏の暑さのせいか、今頃になって一番のナメコの大収穫が有った。
 今日もHPで知ったと言う1名の登山者が権現の森林を通り過ぎて行った。

事務局便り
今年一年多くの方にご参加頂きありがとう御座いました。来年度は43日から作業を開始いたします。
 来年も20回を予定し植樹祭は514()とし、雨天順延にて行います。
 300本の植樹、講師による自然観察会、森林インストラクターによる森の勉強会などを行う予定です。一般の方を初め大勢の参加をお待ちしています。

 お問い合わせ先:℡09054547069
 E-meil qqa467u9k@tiara.ocn.ne.jp  藤井まで

12月5日 今年最後の作業参加者6名
12月5日 一昨日降った雪がまだ残っていた
12月5日 車止にドングリの種をポットに撒き、来年の植樹に備える。ネズミ食害を防止するため金網で防御




19(通算126)平成221121日    天候晴れ 気温11(午後0)                             記録者 久野菊子 

参加者 8
JAC:藤井法・浅野勝・岡田清・神山敬・久野菊・長屋桂・今峰正・林一

作業内容
 軽トラックで崩落点まで入ることが出来た。測量資材や看板、竹の支柱などを分担して植栽地までボッカする。9時に現地に着く。前回やり残した植栽地の測量や苗木に竹の支柱を立てる作業などを五人が分担して行う。ほかの三人は頂上まで登って登山道の案内看板を祠の横に建てた。途中、登山道の整備(鉄筋による階段・トラロープによる危険個所の養生)などを行う。山頂からは今年、花房山にも登山道が開設さたので、これで三方向から登れるようになった。

 昼には植栽地で全員が昼食を済ませ、来春に行う植樹の地拵えや苗木に竹の支柱差し込みなどを行って午後二時前に下山した。

備考
 早朝の冷え込みで矢中谷は一面白い雲海に埋め尽くされ、紅葉した山肌とのコントラストが素晴らしかった。能郷白山や純白の加賀白山の展望は遮るものがなかった。
権現の森林はすっかり落葉の林でした。

この日も藤波登山口からの多くの登山者が行きかい、元気な話し声が山にこだました

事務局便り
 次回の権現の作業は125日、今年20回目になり最終回となります。

この時期、早い年には雪の降ることも有り、しっかりした防寒でお越しください。作業は幟やトイレ、水場の撤去のほか、雪の備えて工具小屋の備えなどを行います。

 11月21日 参加者
11月21日頂上に「新設 藤波登山道」の看板設置
11月21日 同上 (委員長と記録者)
11月21日 小津権現から望む雲海の上に左 能郷白山、右 加賀の白山
11月21日 初めて権現の森林広場に猿の「ボロ」



18(通算125)平成22111314 天候曇り気温10(午後0)

参加者30
JAC:藤井法・中島真・藤田純・縄田・大脇・浅野勝・河合剛・平野・竹中・     林一・長屋桂・神谷恵
一 般:県関係者6名・他18

作業内容
 昨夜行われた山岳講演会の講師をお迎えしての「芋煮会」を権現で行った。
小野木三郎講師の二日間に渡っての参加ということもあって30名という多くの参加者になった。

 道の駅に9時集合し、先ずは全員の顔合わせと挨拶。車に分乗して揖北林道を標高700m辺りまで移動し、芋煮会の材料などを全員で20分位先の林道登山口まで運ぶ。殆どの参加者が権現山頂を往復する間にステージの用意をした。
当日は11月には珍しい黄砂が山一面を覆い折角の遠望も今一でした

 午後一時過ぎ、全員が揃ったところで開宴。午後三時ころまで今年一年の森づくりの労をねぎらい、それぞれに思い出話に宴は大いに盛り上がった。

 途中、小野木講師のお話や、会員三名によるフルート演奏など、あっという間に時間は過ぎ、午後3時頃一日目だけの参加者を見送った。

 残った10名はテントで宿泊。遅くまで語らいに過ぎゆく時間を忘れ、今後の森づくりなどを話し合った。朝方権現の森林に鹿が鳴いていた。

二日間、幸いにも好天に恵まれ、見事な紅葉を楽しむことが出来た。また、山中で採集した多くのキノコを賞味することも出来、申し分のない芋煮会であった。

備 考
 今回の小野木講師が好評だったので、来年5月中旬に行う植樹祭に招請させていただくことでご了解をいただけました。  ご期待ください。

事務局便り
 次回の権現の作業は11月21日()、道の駅7時半集合です。作業内容は前回に引き続き、苗木に竹竿の差し込み、樹木の樹標の取り付けなどを行います。

林道の延長工事完成で植栽地が随分近くなりました。


岐阜支部会員のフルート演奏 (山の歌を中心に10曲ほど)
  11月13日 小津権現頂上より花房をバックに(花房へのルート出来ました)
11月14日 講師の小野木先生と


17(通算124) 平成22117日    天候晴れ 気温15(午後0)

参加者 6
 JAC:藤井法・岡田清・岡田育・神山敬・浅野勝・戸石二

作業内容
 今日は岐阜支部恒例の秋季現地小集会と重なって心配した参加者も6名が有って定時の7時半に道の駅を出発。

 今年度の林道の延長工事も終わり随分近くなった崩落地点まで多くの資材を運ぶ。前回に続き苗木に立て掛ける竹竿の200本を植栽地までボッカ。さっそく目印用にその差し込みを行う。また、前回補修した池に沢山の雨水が溜まったので付近のベンチなどを並び替えるなどした。さらに炭焼き釜跡付近の作ったもう一つのビオトープに枯葉を堆積させ昆虫などの住処とした。

 午後から来週行う予定の「芋煮会」の準備や、林道終点にドングリの育苗地を作りポットに200個余りを蒔いた。昨年蒔いたドングリを姫ネズミに食われてしまった教訓から、今回は金網でポットを保護してみた。

一年を通じ最も作業のしやすい気候に恵まれて大いにはかどった。
午後2時過ぎ下山し気持ちの良い汗を流し帰路に就いた。

なお、今回も三重県の津市から遠路駆けつけて下さったTさんには感謝に堪えません。

備考
 紅葉が標高500700メートル辺りの林道周辺が最高でした。カエデの赤、シロモジやウワミズザクラの黄など、若葉の45月に次ぐ権現のベストシーズンは来週あたりまで続きそうです。

 今日も多くの登山者が植栽地を通って行きましたが、白く雪化粧した加賀白山の展望も良かったです。

事務局便り
次回の芋煮会は下記の通り、ふるって参加ください。

芋煮会

 期日:1113() 道の駅午前9時集合 14日 道の駅正午頃散会予定 
   13日のみの参加もできます。  雨天中止
 参加費:1000円  装備:テント・シュラフ・13日の昼食・防寒着・飲み水・雨具
   (泊まりの方は寒くなってきましたので防寒対策をお忘れなく)

 行事予定:小野木三郎先生(12日の山岳講演者)による自然観察会/権現山頂へ      登り標識を立てます・芋煮会ではメンバーによるフルート演奏など

11月7日 参加者 11月7日 ビオトープに落ち葉を
平成17年に植えたブナが大きくなりました 11月7日 林道終点にドングリを撒く

第16回(通算123回)平成22年10月24日 
                               曇りのち雨 気温13度(正午)

参加者; 藤井法・中島眞・白木貞・岡田清・今峰正・神山敬・浅野勝・渡辺一・     竹中佳・藤田純・長屋桂

作業内容
 名古屋で開催されている国連地球生き物会議(COP10)も終幕に近づいてい。夕食のときCOP10の話から、孫が「僕の名前で植樹してきてくれた苗木はどの位になっているかな・・・・」と問われて、今日の例会に参加することになった。

閑話休題、林道終点に駐車して芒の刈り払われた旧林道を歩き、その終点まで本日の作業用具等を各人それぞれに担いで植栽地に到着し、さっそく作業にかかる。

本日の主作業は、植栽地の測量と雪対策の傾斜地の植樹目安の為の竹竿挿しに植栽地の下刈り、地拵え拡張など盛り沢山、時期とあってナメコ探しのおまけも付く。

植栽地全体の測量は今回が初めてということでIさんをチーフにNさんらが補助につき、上部から下へ。竹竿の支柱は六束の100本が早々に終わり植栽地の下刈りや地拵えにかかる、斜面の熊笹交じりの藪は足が滑って踏ん張るのに大変、4hr余りの開墾の苦労がしのばれた。

昼近く15名余りの登山者が登って来たのには、おや・まあいう感じ。どちらからかと尋ねると「京都から、藤波コースから小津集落へ・・・・」と返事が返ってきた。このルートもメジャーになりつつあるか。

午後2時前から心配していた雨が降り出し、切の良いところで本日の作業は終了となった。測量のやり残しはまたの日に。

久しぶりに旧知の皆さんと一日を楽しく過ごすことが出来、至福の一日だった。        「植栽の山のにぎやかな初紅葉」     渡辺一光 記

備考
 カエデやツツジ・サクラ・シロモジなどの紅葉がだいぶ進んで色鮮やかになってきた。中でもホウバの葉が植栽地一面を覆っていた。登山者3パーテー20名余りが山頂を目指し登って行った。

Nさんが自宅からトタンをボッカし道具小屋とトイレの屋根を補修してくれた。

先日担ぎ上げた水タンクを林道終点に設置、作業の行き帰りに容易に利用できるようにした。(上部に有るブナの大木の根元からの水源)

事務局便り
次回11月7日の第17回作業は来春行う植樹祭用地の確保、地拵えと今回に引き続き竹竿支柱の差し込みなどを行います。

冬に向けて屋根の補強する 今峰プロによる植栽地の測量
植栽地の地拵え 10月24日 植栽地内に熊の引っかき傷らしき物見つかる


15(通算122) 平成221017 
            天候晴れ 気温17(午後0)         記録;藤井法道

参加者 7
JAC:藤井法・神山敬・浅野勝・久野菊・長屋桂・林(一)
般:一名

作業内容

林道工事が最終段階になり8時前から工事が始まっていた。

 これまで通り滝の前に駐車し、看板や水場のタンク、燃料などをボッカする
(今週で工事が終了し、次回からさらに奥まで車で入れるよう林道の工事関係者にお願いした)


 9時前には植栽地に着き、さっそく作業を始める。
 先ず 昨年こしらえたビオトープの池が夏場の酷暑で一時水が涸れてしまったので最初から作り直した。たまっていた水や土・ゴミなどを撤去し周りに積んであった丸太や石などを移動させて一回り大きくした。その上に防水シートを敷いて更に濾水が無いようにした。
これで来年の春にはヒキガエルや様々な昆虫たちのたまり場になればと思う。
 
 その後、緑化推進機構「緑の募金」の助成金の看板を規定通り植栽地の一角に掲示した。

午後からは、植栽地最上部の残った下刈りを行い、午後2時作業を終わり下山した。

備考

道の駅では北側の鉄嶺山から吹き降りる冷たい風に今年初めて車のヒーターを入れた。山ではサクラやヤマボウシなどが少し色づき始めた。

今年もナメコの全盛時をむかえ参加者はそれぞれにお土産として持ち帰った。

事務局便り

次回の24日の作業は林道終点にどんぐりの苗床を200個ほど作ります。

植栽地の測量、最後に残った下刈りなどを行います。

芋煮会

期日:1113() 道の駅午前9時集合 14日 道の駅正午頃散会予定 

    雨天中止

参加費:1,000円 野営泊に必要な装備:テント・シュラフ・13日の昼食・防寒着

    雨具・飲料水・ヘットランプ等、13日の夕食・飲み物は準備します。

 行事予 定:小野木三郎先生(12日の山岳講演者)による自然観察会/小津権現頂上
         メンバーによるフルート演奏など

10月17日 ビオトープの作り直し作業 10月17日 完成したビオトープ
 
第14回は高尾の森づくり10周年記念事業参加のため(最下段に報告あり)


13回(通算121回) 平成22919日(日) 天候 晴れ 気温23度(午後0時)                               記録者 藤井法道

 参加者 5
 JAC:藤井法・浅野勝・河合剛
 一般:2名

作業内容
 三連休ということで山行きのメンバーも多く参加者が少なかった。
定時の7時半に道の駅を出発、途中の国道417号線藤波登山口に今回国土緑化推進機構から「緑の募金」の助成金を頂くことになったので、その趣旨を記した看板を設置した。(写真の通り)

林道工事も80%が進行した車止めから二ℓの燃料10個などを植栽地までボッカ、9時頃から作業にかかった。

前回に引き続き植栽地入り口に有るヒノキの枝打ちと、これまでに植林した箇所の下刈り、枯木の伐倒などを行った。

一時のことを思うと、幾らか涼しくはなったが、それで日差しが強く未だ暑い一日だった。
午後2時過ぎ作業を終わり下山した。

備考
 林道にノジギクやフジバカマの仲間の花や赤いミズヒキなどが咲いていた。

事務局便り
 次回103日の定例作業は 高尾の森づくり10周年記念事業参加のため急遽中止します。
悪からづご了承下さい。 尚10月17日は実施します

次回は
 看板の取り付けおよび植栽地の下刈りや残った枯木の伐倒などを引き続いて行う予定です。

時間が有ればビオトープの池に防水シートを張り直しなどする補修作業を行ないます。

1112日(土)の山岳講演会の小野木三郎講師が翌日、権現で行なう「芋煮会」へ参加されることになりました。今回はテント泊で行なうことに致しましたので一人でも多くの方の参加をお待ちします。詳細は後日発表します。ご希望の方は事前にお知らせ下さい。 
                        ℡090 54547069 藤井まで

藤波登山道の入り口に「緑の募金」看板新設 枝打ちをして明るくなった権現の森林

第12回(通算120回)  平成22年9月12日

天気  晴時々曇り     気温(午後0時)28℃    記録者 久野菊子

参加者 8名
 JAC:藤井、岡田、神山、河合、中島、浅野、竹中(佳)、久野   

作業内容
 沢の崩落地点少し前まで林道の工事が進み、登山口までの林道歩きが30分に短縮されて随分楽になった。
 850分に現地到着。前回に引き続き道具小屋から上に延びるバイパス遊歩道を作るグループと、植林地入口にあるヒノキの枝打ちをするグループ、植林地の下草刈り、林道終点の水場から導水管を引くグループの4つの班に分かれて作業を開始した。ヒノキの枝打ちはプロのKさんがアルミ梯子と片手で使えるチェーンソーで次々と大木に登って行なった。時には梯子を2段にして6mの高さの枝まで落とすと、林内はとても明るく見通しが良くなった。いずれ林床に若葉で覆われ見違える林が再生できると思う。落とした枝は遊歩道の材料にするため適当な長さに切り一部は先端を尖らせ杭として使えるようにした。枯れたミズナラ2本を伐倒し輪切りにして登山道脇に並べた。バイパス遊歩道も完成し、導水管も一段下の林道まで引かれて常時水が流れるようになった。14時に作業を終了して下山する。

備考
 林道の両脇にはススキがきれいに穂を並べ、秋の到来を告げていた。去年は豊作だったナメコが今年は少雨のためかほとんど見当たらない。ツルアジサイが咲き、ツルシキミの実が赤く色づきかけていた。
 今年度分の林道の延長工事も10月で終わるが、引き続いて来年度分の入札が有るようで、来年には更に植栽地が近くなる。

事務局便り
 9月1日付、国土緑化推進機構から「緑の募金」の今年度分助成金として740000円の交付が決定した。(実施後交付)

一昨年に引き続いての助成で、更に植栽地の充実に努めたいと思う。
9月19日の第13回作業は引き続きヒノキの枝打ちや下刈りなどを行います。
気温も大分下がり作業もしやすくなってきました。手作りで立派になった「権現の林」を一度見に来てください。

10.8.22 遊歩道作り 1
10.8.22 遊歩道作り 2


11回(通算119回) 平成22822日(日) 天候 曇り 気温31度(午後0時)                                   記録者 藤井法道

 参加者 6
 JAC:藤井法・神山敬・岡田清・浅野勝・河合剛
 一般:一名

作業内容
 植栽地でこれまでに経験したことの無い31度を記録。15分も作業をすると休まずにおれないほどの蒸し暑さに終日閉口させられた。

9時頃作業に入った。まず、道具小屋脇のスコップ立て前に作業の利便をよくするため枯木を利して踊り場を拵えた。
引き続き、道具小屋からビオトープを通りゴヨウツツジの有る尾根筋の本線までバイパスになる遊歩道を作った。将来の憩いの場になればとの思いで遊歩道の両脇に枯木を並べ、階段を作るなどした。

 また、林道終点の水場の導水管をより使い良くするために一段下の林道まで延ばしてみたが、水の流れが良くないので次回に手直しを行なうこととした。

午後2時前の作業を終わり下山した。

備考
 今年初めてヒキガエルの巣立ちを見た植栽地に作った池の水が今回殆んどひえ上がってしまっていた。いかにこの所の雨量の少なさを物語っていることだが、近々にも緑化推進機構さんからの支援が受けられれば、新たな防水シートで池づくりに再アタックを試みるつもりである。
 今年になって初めてのナメコの収穫が出来ました。

前回に引き続き林道の下の方で数匹のウリボウを引き連れたイノシシと出くわした。

事務局便り

94日(土)に行なわれる第4回の「イビデンの森づくり」には当会からも参加いたします。

希望者は826までに藤井まで連絡を下さい。

912日(日)の第12回権現の作業は今回やり残した植栽地の遊歩道づくりと植栽木の生育状況の観察記録などを行ないます。


10回(通算118回) 平成2281日(日) 天候 曇り 気温27度(午後0時)                                  記録者 藤井法道

参加者 5
JAC:藤井法・中島真・神山敬・久野菊
一般:一名

作業内容
 植栽地は気温の割りに湿度が高く蒸し暑い一日だった。
9時頃から作業を開始。一班はヒメネズミによって食い破られた天井のシートを張替えるなどして雨漏りの無いように補修した。(天井裏から蛇の抜け殻が出てきたので、しばらくネズミの被害は無いだろう)また小屋の中に前回敷いたスノコに防腐剤を塗った。
他の班は前回に引き続き植栽木の周りに伸びた雑草を下刈りした。

午後からカシナガによって立ち枯れたミズナラを使って「鹿の置物」を道具小屋の脇に遊び心で作った。一昨年登山道に作った鹿と二匹目になるが、11月の芋煮会ではその鹿の命名式を行いたいと思う。

午後140分作業を終わり下山した。

備考
一昨年作ったビオトープの池からヒキガエルが巣立った後、みずすましや、オニヤンマが見られた。
植栽地にはネムノキの花やガクアジサイ・フジバカマなどが見られた。

昨年大豊作だったナメコの小さいものが顔を出しかけていた。

帰り際、林道の中ほどで猪のウリ子数頭が車の前をウロウロするのを発見、何とも可愛らしい
縫いぐるみの様で心が癒された。

事務局便り

*8月22日(日)の第11回権現の作業は植栽地の植栽木周辺の下刈りと生育状況の観察記録、並びに道具小屋の脇にミズナラの枯木を使ってベンチを作ります。

また、時間が有れば炭焼き釜の跡に冬場に使える簡単な釜を作ります。

   カメラの調子が悪く 画像が暗いのでご了承下さい
    9月12日の写真から良くなった(カメラ新調)
10.8.1 参加者
10.8.1防炎等丈夫に出来たのぼりです
10.8.1 シカの第2号作成中
10.8.1 小屋のスノコに防腐剤を塗る


第9回(通算117回) 平成22718日(日) 天候 曇り 気温23度(午後0時)                                      記録者 久野菊子

参加者 8名
JAC:藤井法・岡田清・戸石二・河合剛・久野菊・長屋桂・那須哲
一般:長屋敦

作業内容
 梅雨明け直後の下界では猛暑になったようだが、山では一時お湿りが有ったりして以外に涼しかった。暑さを避ける意味もあって植栽地での作業ということになった。910分に現地到着。炭焼き窯跡の前にカブトムシやクワガタなどの昆虫が生息できるビオトープ作りの一環として、枯木の丸太で大きく囲んだ枡の中に小枝を山状に積み重ねた。秋にはこの上に枯葉を積み重ねれば完成である。23年もすれば心地よい住処になることだろう。その頃にはこの植栽地へのアプローチも近くなり子供達の遊び場になればと思う。

午後から以前作った池の淵に有るトチの枯木を利用してブランコを作った。KNさんの孫がさっそく試乗してくれたが、大人も童心にかえった。

昨年は植樹した周りの萌芽した幼木を綺麗に刈り取ってしまったが、余り綺麗にするとウサギなどに植栽木の食害に有ってしまうということで、今年はごく回りだけを刈り取ることにした。5月に植樹した苗木は今のところ順調に活着している。

また、道具小屋の内部に更に棚を作るなどして使い勝手を良くした。

午後1時半作業が一段落したので下山した。

備考
 ビオトープで孵化した無数のオタマジャクシは順調に育ってその姿は無かった。その後にはミズスマシが沢山泳いでいた。梅雨明けの間際に池を巣立つタイミングの良さには。さすが自然界の知恵と感心する。
夏の到来を知って日暮が鳴いていた。

事務局便り
  *8月1日(日)の第10回権現の作業は植栽地の植栽木周辺の下刈りと生育状況の観察記録、  並びに道具小屋下周辺の地拵えなどを行ないます。

  この時期、暑いので飲水を多めに持参下さい。

7月18日 参加者 7月18日 広場にブランコが出来た
7月18日 ビオトープ作り 7月18日 突然ゲンジボタルが飛来した







第1回(通算109回) 201044日(日) 天候 晴れ 気温3度                                         記録者 藤井法道

参加者 8
 藤井法道・白木貞次・岡田清美・神山敬三・浅野勝義・戸石二生・竹中佳美・白木よしえ

作業内容 
 定時の7時半集合、気温マイナス二度に震える寒さ。里では桜が満開というのに所変わればこんなにも違うものかと思う。
 懸念していた揖北林道も吹き溜まりで一部除雪をしたものの車止めまで車で上がることが出来た。その後の登山道もさほどの雪も無く植栽地に十時前到着。さっそく休む間もなく今回持参した休憩地用のテントやテーブルをセット。また、12月に仕舞っておいた簡易トイレやのぼりなどを設置するなどした。
 午後からは積雪で痛んだ登山道の階段の補修や道を塞いだ木々・石ころなどの撤去を行い三時半に道の駅で散会した。

備考
 今回はこれまでに植樹した木々の雪起こしも計画の中に入っていたが、そこまで手が回らなかったので次回とする。それにしてもこれまで行ってきた植栽木に雪による折れの被害の大きさには衝撃を受けた。例年に比し左程雪が多かったわけでもないのだが、初冬の重い雪に起因するものかもしれない。しかし、自然の力を信じ、たくましい芽吹きを期待しながら今年も頑張ってゆきたいと思う。植栽地の一角に昨年の秋、蒔いておいたドングリに芽吹きを確認した。

登山道の脇には多くのフキノトウを見た。

事務局だより
次回の作業は425日(日)です。
作業内容はこれまで行ってきた植栽木の雪起こし、並びに515日の植樹祭に植樹する200本の植樹箇所特定などを行います。


イビデン株式会社が行う第三回「イビデンの森」植樹祭に参加

岐阜支部からの参加者 12

藤井法道・早田道治・中島真一・白木貞次・岡田清美・神山敬三・久野菊子・林一美・長屋桂子・白木しずえ・河合剛・中島好子(家族)

その他 イビデン関係者など総勢200名余り

作業内容

午前9時半に揖斐川町藤橋の道の駅で待つ参加者と大垣からの参加者を乗せた観光バス二台と合流。

小さな子供からお年寄りまで様々な参加者200名余り。

開会式の後、さっそく道の駅裏手に有る区有林に歩いて移動し、森林組合の係りの人から植栽方法などについての説明を受ける。そして10班に別れ、約5年生のトチノキ・ヤマザクラ・ヤマボウシなど50本余りの植樹を行った。いずれの苗木にもすでに新芽が見られ、枯れないように丁寧に腹土や枯れ草などで覆うなどし、最後にたっぷりと水をやるなどした。

その後、近くの夕日キャンプ場一角にあるコテージに観光バスで移動し、関係者が用意してくれた、おにぎりやてんぷらなどで昼食を頂き歓談した。

午後一時から「ものづくり体験教室」ということで木製のプランターやブックラックなどを作ったり、サワアザミのおやき作りなどで童心に返り楽しんだ。

満開の桜のもと、好天にも恵まれ大成功の内に午後三時頃終了したが、これまでの準備など関係者の尽力には頭の下がる思いがした。

事務局便り
日本山岳会岐阜支部が5月15日(土)に行います第五回の植樹祭にも一人でも多くの方の参加をお待ちしています。

開会式で10班に分かれ岐阜支部は9班 岐阜支部は栃の木とヤマボウシを植林した

第2回(通算111回)  平成22年4月25日(日)

天気 晴    気温(午後0時)16℃         記録者 久野菊子

参加者 14名
JAC:藤井、神山、中島、白木、戸石、長屋、林、河合、岡田、竹中(佳)、浅野、     久野、
一 般:明川、長屋(敦)

作業内容
 7時半道の駅集合。今日は快晴で参加者も多く515日のイベントに向けての準備作業を行う。先ず林道途中の崩落地点の土嚢による階段作りから始めた。土嚢20個程を作り鉄筋で固定し、トラロープで誘導する。冬の間に林道に落ちた小石や小枝の撤去なども合わせて行う。残雪もすっかり無くなった植栽地では、さっそく515日に行う植樹場所200箇所の特定作業に取り掛かる。200本の支柱に黄色のテープを巻き、雪起こしを兼ねて、これまでに植えた場所で枯れたり雪で流されたりした所への補充箇所の特定を行う。また、作業の中で少しは遊び心をという気持ちで来年に向け桜草を植えてみた。

午後から、休憩所の整備などを行い2時前に作業は終わり記念写真を撮って下山、3時過ぎ道の駅で解散した。

去年11月、林道終点にドングリを蒔いたが、その育苗ポットを覆ったビニールのネットを破り小ネズミが侵入、予想した以上の被害に驚く。次回からは金網にしなければと思う。

また、3年前から自宅で育てていたミズナラなどの苗木300本程を林道終点まで持ち上げデポした。この中から100本程を今回の植樹に使う予定である。

備考
 鉄製の支柱が90°折れ曲がったり流されたりしていて冬季の積雪の過酷さを思う。行方不明になった幼木も多くあり、しっかり根付くまで2年はかかるようだ。広場に新しいテントとテーブルが入って快適になった。残雪の能郷白山や純白の白山が美しい。登山者は213人が通った。タムシバとイワウチワが満開でウグイスも鳴いていた。

事務局だより
 次回の作業は52日です。515日に支援していただく森林インストラクターの方、二名が下見に来られるので、雨天決行で行います。

作業は、今回特定した植樹箇所の再点検と地図づくりや、林道の草刈りを行います。


第三回(通算112回) 201052日(日) 天候 晴れ 気温24度(午後0時)                                    記録者 久野菊子

参加者 13
 JAC:藤井法道・中島眞一・岡田清美・神山敬三・浅野勝義・戸石二生・河合 剛・久野菊子 森林インストラクター:水谷・早川 大垣山協:犬飼 一般:明川・中島(好)

作業内容 
 定時の7時半道の駅集合。日差しが強く今日は暑くなりそうだ。林道の車止めは前回同様の滝までだが、一週間で林道の延長工事は沢の崩落地点まで延びていて、また少し歩きやすくなった。この分で行くと10月には植栽地まで30分足らずで入れるようになるのではと嬉しくなってしまう。そして15日の植栽イベントに備えて登山口に水場を作り(権現のブナ爺から流れるブナの雫)、簡単なトイレも拵えた。95分に植栽地に到着。道具小屋の周りの枯木を伐採したり小屋の屋根を補修したりする。また、前回立てた200本の支柱の場所を地図に書き込み植林作業の効率化の資料とする。午後は支柱の周りに伐採した枯木などを置いて植栽地点の目印にするなどした。同時に植栽木の再チエックをすると枯れてしまった様な苗木からも新芽の出ていることなどして確認する。自然のたくましさを思う。

切り倒したミズナラで広場にベンチや腰掛などを作り15日に備えた。先日、小笠原の森で教わった小鳥の水飲み場も作った。また、今回は大垣山協さんからの応援で工具小屋の補修に取り掛かってもらうことになった。

 15日に行う森林観察会の下見ということでインストラクターさん二名にも来て頂いた。

午後150分作業終了。320分にゴールデンウイーク真っ只中の雑踏、道の駅で解散した。

備考
 ブナ爺やブナ婆の大木を下から見上げると青空に新緑が映え神々しいまでに美しかった。ヌタ場付近ではイワウチワが満開。シャクナゲにも多くの蕾が見られた。しかし今年はヌタ場にヒキガエルの卵が無く、動物が使った様子も無かったが、少し下の所でヌタ場を発見足跡も残り最近使ったと思われる痕跡が見らてた。最近登山者が多くなった勢か少々心配だ。ツツドリの鳴き声とコゲラのドラミングが聞こえた。林道では残雪にショウジョウバカマ・スミレ・クロモジなどが咲く一方、ミツバツツジが初夏の訪れを告げていた。

事務局だより
 次回の15日(土)には第五回の植樹祭を開催します。少雨決行、雨天順延としますが、当日の判断が難しい時は午前四時以降に確認の電話を下さい。℡090 5454-7069 藤井

当日の集合時間 道の駅7時半、携行品:昼食・飲水・雨具・軽い作業の出来る服装

当日は植樹(一人45本)の他、森林インストラクターのよる観察会・森の勉強会、フルートによる歌の会などを予定

一般の方を初め小学生以上の方なら何方に手も歓迎いたしますのでお越し下さい

枯れたナラの切り口の年輪を見ると中心より37年はきれいな年輪
外側10数年位がキクイ虫に侵されている
10.5.2 準備の整った植林地

5月9日(日) 「特別回」 植林祭に向けて最後の点検を行う。  参加者:藤井、神山
昨年作ったビオトープに何処から来たのかヒキガエルの産卵が一面に見られた。(1週間前の5月2日には無かった)

 10.5.9 ビオトープにヒキガエルが産卵した  撮影:藤井会員 雌雄2匹いたから多分近日中にオタマジャクシになるでしょう

第4回(通算114回)2010.5.15  第五回権現の森林祭り 植樹祭

第四回(通算113回) 2010515日(土) 天気 晴れ 気温21度(午後0時)                                       記録者 久野菊子

参加者 96名
 JAC:早田・西條・藤井・白木・中島・岡田・神山・浅野・後藤・佐藤・河合・久野・藤田・
   長屋・林(一)・林(靖)・山本・坂井・武田・後藤・竹中(桂)・高木(基)・白木(し)・
   今峰・杉山・若山・清水・織田澤・平野・岡田(育)・恩田 30

  県関係:古沢・松下・牧谷・島田
 森林インストラクター:水谷・早川
 (財)オイスカ岐阜県支部 田村
 岐阜薬大:飯沼教授 他9
 西濃学園10
 一般39名  

作業内容 
 今日は「私たち県民の森林づくり」年一度のイベント、第五回の植樹祭である。
心配した天気も文字通りの五月晴れ。7時半集合という早朝にもかかわらず100名に近い参加者が道の駅に集結して下さった。まず、藤井委員長の司会により主催者の早田支部長、県治山課の古沢課長補佐、揖斐農林事務所の牧谷課長が挨拶、引き続きゲストとして毎年多額な浄財を寄付していただいているオイスカ岐阜県支部の田村事務局長様、今回初めて参加してくださった岐阜薬大と地元の西濃学園の生徒の方々の紹介があった。

 全員の記念撮影をした後、8時車に分乗し国道417号線を北上し揖北林道へ入り標高570メートル付近の車止めで、植樹する苗木各4本(ヤマザクラ・ヤマモミジ・ミズナラ・カツラ)と名札などを受け取り、8時40分植栽地に向け徒歩で出発した。

 今日は学生さんも参加していたので途中の崩落地点ではJAC会員が事故の無いようサポートする。910分林道終点の登山口に着き、ここで再点呼と昼に使う豚汁用の水を補給する。
ここから植栽地までしばらくは上りが続くので途中ブナの大木(権現のブナ爺)で休みながら森林インストラクターさんからブナの説明を受ける。
940分無事全員が植栽地に到着。さっそく、オイスカ様に対し感謝状の贈呈と記念植樹(クリの木)を行なった。そして権現への登山希望者30名ほどが山頂向けて出発した。

 残った人たちは森林インストラクターさんの指導の下、所定の位置に持ち上がって苗木を植樹し、名札に思い思いを書き込み記念とした。

11時から森林インストラクターさんによる森の観察会が有り、あらためて森の不思議さを学んだ。

12時頃から昼食タイムとし今回初めて豚汁を提供したが、中には8杯ものお替りをする学生さんも有って、この頃山頂から戻った方の一部には当たらなかったハプニングも有った。

また、昼食の合間には林・長屋両名によるフルートの演奏で皆さんに10曲を合唱してもらった。中島さんには山に関するクイズで頭の体操をするなど楽しい時間を過ごした。

午後1時から再び森林インストラクターさんによる観察会が有り、リョウブと夏ツバキの違いや一部の者は新しく発見したイノシシのヌタ場に行き、新しくつけられた足跡を見学した。
広場で記念撮影をした後、午後2時下山を開始した。

午後250分車に分乗、3時半道の駅で西條副支部長挨拶により解散した。

備考

2006年度権現の森林づくりを開始以来、本日で延べ1008名の参加者、また、これまでに植樹した苗木が1200本になった。

昨年植栽地の中に拵えたビオトープに先週初めてヒキガエルが多くの卵を産卵した。

イワウチワに代わりゴヨウツツジ・シャクナゲ・ウワミズザクラなどが開花した。

五月晴れの今日植栽地からは加賀の白山がかつて無いほど近くに見えた。

山頂からは伊勢湾の他、槍や穂高など北アルプスの山々の展望が素晴らしかった。

権現山頂から花房への登山縦走路が小津集落有志の手で開通するに至った。

事務局だより

次回の権現での作業は5月30日(日)、道の駅7時半集合で行ないます。

作業内容はこれまで行ってきた1200本の苗木の活着調査です。

これまでのような身体を使っての作業は有りませんので気軽にお出かけ下さい。


白山を望む

写真をクイックすると大きく見えます

当日の記事が岐阜新聞に掲載されました

5回(通算114回) 平成22530日(日) 天候 晴れ   気温21度(午後0時)

参加者 10
 JAC:藤井法・神山敬・白木貞・岡田清・浅野勝・後藤允・長屋桂・林一・白木し(9名)
 一般:(1名)

作業内容
 今日は次回に行う道具小屋の補修の資材を植栽地までボッカせねばならず林道の工事状況を心配したが、幸いにも大勢の参加者の上、第二崩落地点まで車の乗り入れが出来た。結局一回で全ての資材を運ぶことが出来てしまった。

 もう一つの作業である、これまで植栽した苗木1200本の活着調査を行った。最下部の尾根の取り付きから最上部のヌタ場まで10名の参加者が横並びになって調査を開始。植栽した苗木にそれぞれ赤テープでマーキングしながら芽吹いた苗木をカウントしていった。二時間半ほどかかって調査を終了。1200本の内、1056本の活着を確認した。実に88パーセントという高い確率での根付きに満足できた。
 今後は雪害やウサギなどによる食害をいかにクリアーしていくかが課題である。

 午後からはカシナガによって立ち枯れたミズナラが景観を損ねているので伐倒などして整理した。午後一時半作業を終了し下山した。

備考
 
植栽地内に作ったビオトープに58日確認したヒキガエルの卵がオタマジャクシに孵り無数に泳いでいた。しかしこのまま一週間も雨が降らないとひえあがってしまう恐れがあり心配だ。

 ゴヨウツツジ・シャクナゲ・ウワミズザクラなどに代わってホオやトチの花が見られた。

 先日開通した権現から花房へ縦走するという単独の登山者が有った。また、岐阜の百山を登る会の10名余りのグループが山頂を往復した。

事務局便り

次回66日(日)の作業は道具小屋の補修と植栽地内の枯木の整理などを行います。

JR大垣駅送迎希望の方は前日までに連絡下さい。℡ 090 5454-7069

当日の集合時間は「道の駅ふじはし」7時半、携行品は昼食・飲水・雨具・軽い作業の出来る服装でお越し下さい。

5月30日の参加者 10名です

第6回(通算115回) 平成2266日(日) 天候 晴れ   気温22度(午後0時)

 参加者 5
J A C : 藤井法・神山敬・長屋桂
大垣山協:犬飼進
一 般:1名

作業内容
 林床に光が射すようになりすっかり林らしく変わってきた権現の森林を今日も多くの登山者が行き来した。今日の作業は道具小屋の補修ということで、余裕の有る一日を想定していたが、あにはからんや、これまでで最も遅くまで作業になってしまった。

9時前に現地に着き、さっそく小屋内部の道具など一切を外に出し、先週ボッカした角材で床張りを行なった。総ヒノキ作りの床は避難小屋としても使える広さになって、今後大いに重宝出来そうである。午後から内部に棚や、小屋を少しでも広く使えるようにと外部にスコップやクワなどの道具掛けなどを拵えた。

この日のために、わざわざ来てくださったIさん誠にご苦労様でした。心から感謝申し上げたいと思います。Nさんの作業ぶりも凄く楽しかった。

今日も素晴らしく気持ちの良い汗をかいて午後3時半作業を終了、4時半道の駅で解散した。

備考

先週気になっていたオタマジャクシが水のひえ上がりで瀕死の状態にあり、さっそく近くに溜めてあった雨水を注いでやった。しばらくは雨が無くても大丈夫のはずだ。
植栽地にはホウノキやタニウツギの花が満開であった。

事務局便り

次回620日(日)の作業は補修した道具小屋内部の整理と、一年ぶりとなる権現山頂往復で、登山道のその後の様子などを点検する予定で山頂での昼食です。
 JR大垣駅送迎希望の方は前日までに連絡下さい。
    ℡ 090 5454-7069

当日の集合時間は「道の駅ふじはし」7時半、携行品は昼食・飲水・雨具・軽い作業の出来る服装でお越し下さい。

 6月6日  参加者一同  6月6日健闘される inukaiさん
6月6日 きれいになった床 6月6日 整然となった内部

第7回(通算116回) 平成22年6月20日(日)

天気  曇り後雨    気温(午後0時)20℃    記録者 久野菊子

参加者 4名
JAC:藤井、岡田、浅野、久野

作業内容
  沢の崩落地点手前まで車で乗り入れることができ、9時に現地到着した。
気温は高くないが雨上がりとあって蒸し暑い。道具小屋をのぞくと天井のブルーシートの中央にネズミが開けたらしい穴があり、雨水とともに流れ込んだ葉くずが積もっていた。中の物を運び出し穴を修理するなど改めて整理したが、大きな道具を小屋の外に片つけるようにしたことで内部が広くなって使い勝手が良くなった。
2人は登山道沿いの植栽木に名札をつけたり周りの草を刈り込むなどした。

 昼食が終わるころ雨が降りだしザックを小屋に入れて午後の作業にかかる。小屋とトイレを結ぶ歩道の南側斜面に何本もある枯れたミズナラを伐倒し、草刈り機で下刈りなどしているとまた強く降ってきたため1時に作業を終了した。

備考
 林道がまた少し上まで伸び、現地までが近くなった。梅雨の時期にふさわしくコアジサイ、ヤマボウシが咲いていた。ビオトープとヌタ場には小さなオタマジャクシが無数に泳いでいた。 枯渇しかけていた池の水が梅雨の恵みの雨で、満々と水をたたえていた。 13日に林道部分の草刈と一部下刈りなどを行った。

事務局便り
 *626日(土)はイビデンの第三回森林整備が有ります。
 午前9時道の駅集合、13時半解散。軽食が出ます。
 *74日(日)第八回の権現の森林づくり作業は定時の7時半道の駅集合で行い ます。 作業内容は植栽地周辺の整理・下刈り・林道の草刈などを行います。

 JR岐阜・大垣駅送迎希望者は前日までに申し出てください。
     090 54547069藤井 

2010年6月20日 参加者一同
6月20日 トビウオのクサヤを焼く菊ちゃん  6月20日 梅雨の中下刈に奮闘する浅ちゃん

第9回(通算117回) 平成22718日(日) 天候 曇り 気温23度(午後0時)                                      記録者 久野菊子

参加者 8名
JAC:藤井法・岡田清・戸石二・河合剛・久野菊・長屋桂・那須哲
一般:長屋敦

作業内容
 梅雨明け直後の下界では猛暑になったようだが、山では一時お湿りが有ったりして以外に涼しかった。暑さを避ける意味もあって植栽地での作業ということになった。910分に現地到着。炭焼き釜の跡の前にカブトムシやクワガタなどの昆虫が生息できるビオトープ作りの一環として、枯木の丸太で大きく囲んだ枡の中に小枝を山状に積み重ねた。秋にはこの上に枯葉を積み重ねれば完成である。23年もすれば心地よい住処になることだろう。その頃にはこの植栽地へのアプローチも近くなり子供達の遊び場になればと思う。

午後から以前作った池の淵に有るトチの枯木を利用してブランコを作った。KNさんの孫がさっそく試乗してくれたが、大人も童心にかえった。

昨年は植樹した周りの萌芽した幼木を綺麗に刈り取ってしまったが、余り綺麗にするとウサギなどに植栽木の食害に有ってしまうということで、今年はごく回りだけを刈り取ることにした。5月に植樹した苗木は今のところ順調に活着している。

また、道具小屋の内部に更に棚を作るなどして使い勝手を良くした。

午後1時半作業が一段落したので下山した。

備考
 ビオトープで孵化した無数のオタマジャクシは順調に育ってその姿は無かった。その後にはミズスマシが沢山泳いでいた。梅雨明けの間際に池を巣立つタイミングの良さには。さすが自然界の知恵と感心する。
夏の到来を知って日暮が鳴いていた。

事務局便り
  *8月1日(日)の第10回権現の作業は植栽地の植栽木周辺の下刈りと生育状況の観察記録、  並びに道具小屋下周辺の地拵えなどを行ないます。

  この時期、暑いので飲水を多めに持参下さい。

7月18日 参加者 7月18日 広場にブランコが出来た
7月18日 ビオトープ作り 7月18日 突然ゲンジボタルが飛来した



「高尾の森づくりの会」10周年記念行事に参加
 2010年10月2,3日東京都・八王子市の高尾山にある高尾登山鉄道の終点にあるレストランに150名の参加者を集め開催された。

本部から尾上会長や京王電鉄の会長、社長など参加。岐阜支部からは早田支部長、藤井権現の森林づくり代表、中島、藤田の4名参加した。

 冒頭、葛西代表から10年間の歩みを説明され10年間に活動参加総数21,500人植樹面積11ヘクタール、植樹本数30樹種 14,422本、間伐・つるきり面積20ht・歩道作設補修20kmなど行った。その間この会に参加していただいた方で10人の物故者があったこと。京王電鉄からは多大なご理解と援助を頂いた。電源開発、緑化推進機構、森林管理署などたくさんの指導や資金援助があった事など説明があり、特にご指導いただいた地元の林業者に感謝状が贈られた。
 その後鏡割りがあり2時間3,300円の会費で飲み放題、食べ放題があった。
 
 岐阜支部と京都支部に地元高尾の森づくりの会から16人ほど参加され少し離れたグリーセンターで2次会があり、森づくりの反省と今後のあり方など話し合った。

 翌3日は高尾の森に案内いただき管理小屋や道具小屋などべースを見て景信山(727m)の植林地の10年前に植えた桂の木など見せていただいた。

葛西代表の挨拶
記念式典会場の様子
立派な森づくりの会の管理小屋(標高270mくらいの所)
10年前に植林された地点まで行く