09年度 権現の森林づくり記録 

    日本山岳会岐阜支部は2007年藤波谷口から小津権現の登山道を開設しました
     同支部で開設した権現の広場を通ります   「山たまご・東海岳行」さんのHPへリンク

09年度 権現の森林づくり記録

第1回(通算88回) 平成21年4月5日

天気 晴れ      気温(午後0時)? ℃      記録者 久野菊子

参加者 7名
 JAC:藤井法道、神山敬三、岡田清美、浅野勝義、久野菊子
 一般 :山本夫妻

作業内容
 揖北林道最初の崩落地点を復旧工事のため、いつもの駐車地点まで倍以上の距離を歩くことになった。今年最初の作業ということもあってボッカする物の多いこと。5月に行う記念植樹用のブナの苗木、標識用の柱、植林に使う支柱150本など等、結局1時間50分かけてやっとの思いで植栽地に着き作業を始めた。作業はこれまでに植栽した900本余りの苗木の中で枯れたり、ウサギなどによる食害で(今年は雪が少なかった分、被害も目立った)無くなったところに赤ペンキやリボンを付けた支柱を150本立て5月に行う植栽の目印にした。
 午後は「熊ハギの跡」などの表示板を取り付ける。また、昨年道具小屋の近くに作ったドングリの育苗ケースは動物に荒らされてはいなかったが、腐食しているのが有り、未だ芽吹きは観察できなかった。
 今回は林道が工事中のため歩く距離が長かったので、1時30分に作業を終了し、1時間半かかけて車に到着。3時30分に道の駅で解散した。

備考
 道の駅付近は満開の桜できれいだった。林道にはショウジョウバカマ、キブシ、マンサク、ネコヤナギが咲いてフキノトウも多かったが、権現名物といっても良いイワウチワの花には未だ10日余り早いように見受けられた。
 今回も藤波口からの登山者が6人有ったが、先週も縦走するという登山者が有るなど、この所すっかりこのルートも定着してきたようで嬉しい限りである。お昼は白銀の能郷白山を眺めながら法道さんのキムチ鍋をいただいた。

09年4月5日 参加者

第2回(通算89回)2009年4月26日(日) 天候 雨 気温4度

               記録者 藤井法道 

参加者 9名
 藤井法道・白木貞次・浅野勝義・神山敬三・戸石二生・後藤允・久野菊子・
  藤田純江・古瀬三枝子
作業内容
 自宅を出るときには薄日もさして好天への兆しも見えていたが、道の駅を出発する頃になって小雨模様になり悪い予感。516日のイベントまで時間が無いので、今日は何としても記念植樹用の標柱などを植栽地までボッカせねばならず、さらに揖北林道が工事中のためいつもより30分ほど余計に歩くことになる。申し訳ないことだがあえて皆さんに無理を頼んだ。いよいよ本降りになった雨の中、車止めから一時間半余り、ようやく植栽地に着く。休んでいると寒くてたまらない、さっそく作業に取り掛かる。516日に行う植林の地拵えだ。草刈機・チエンソーを使う人、倒した木や下草を片つける人など、見る見る綺麗になった。11時頃にはとうとうみぞれが降り出し気温が下がってきた。カッパを着ていても冷たい雨が浸み込むようになり、昼食を取る場所も余裕も無く、結局12時過ぎ作業を終わり下山したが、本当に愚痴一つ言わず良く頑張ってもらった。お陰様で516日の目途が立ってほっとしている。
 なお、この日は他に「第30回豊かな海づくり岐阜県大会」のノボリを登山口や植栽地に掲げた。
 備考
 植栽地で先週の19日に満開だったイワウチワはすでに散ってしまっていたが、シャクナゲは満開の花をつけていた。
日本海側を進んだ寒気の影響で、開山祭の行われた上高地や伊吹山では雪が降った。

事務局より:510日(日)は定例の作業です。
何れも道の駅定時集合です。軽い作業の出来る服装でご参加下さい。

09.4.26 資材の荷揚げ整備された林道を行く 09.4.26 林道決壊箇所を行く
09.4.26 枯れ木の排除 09.4.26 植林地の刈り払い
09.4.26 枯れ木の整理 09.4.26 雨の中植林地の整理
第2回―2(通算90回)09年5月2日(土) 天候 晴れ 気温25度                                                              記録者 藤井法道 
参加者 2名
 藤井法道・神山敬三                          
作業内容
 神山さんの希望で臨時の作業を行った。前回の寒さがまるで信じられない気温25度。それでも湿度が低いので新緑の下での作業は実にすがすがしく気持ちの良い汗。
 今日も516日に向けての地拵えを草刈機とチエンソーを使い9時過ぎから午後二時頃まで行った。200本の植樹を行うには、あと少しの切り開きが必要だ。
 その他、植栽地に有った看板の内容を変更し掲示した。また、萌芽更新記録樹に新たな表示板5枚を立て、これまで必ずしも正確でなかった記録を改めて付け直すつもりである。ビオトープにも看板を立てたが、ため池を作るなどおいおい整備の予定である。
  帰りには林道の危険箇所の再点検と崩落箇所の養生を行った。
備考
 植栽地に蒔いたドングリは昨年の教訓から高床にして芽吹きを楽しみにしたが今年もネットを破って進入した何者かにすっかり食い荒らされてしまった。残念。ちなみに自宅に蒔いた同じドングリは大きいもので四葉まで出て15センチくらいにもなった。

揖北林道では舗装道路の下で災害復旧の工事を行っているが、これも6月位には終り、その後林道の延長工事に入ると思われる。今年度は今の最終地点から更に奥へ300m位標高にして660m辺りまで延長の予定となっている(第一崩落点の上)。順調に行けば第二崩落点まで車で入れるという、夢のような現実は近い。昨年のような災害の無いことを祈るばかりだ。

今日の登山者によれば、今年もシャクナゲに余り花が付いていないようだが、上部ではイワウチワの花は未だ残っているとのこと。

第2回―3(通算91回)09年5月4日(火) 天候 曇り 気温16度                           記録者 藤井法道

 

参加者 2名
 藤井法道 久野菊子

 

 今月16日予定のイベントに向け、行わなければならない作業は山ほど有ってリクエストによる臨時の作業が出来ることは願ってもない事である。
 何時もより早く、道の駅を7時前に出て、8時過ぎには現地に着き作業を開始した。前回に引き続き植林の為の地拵えと、支柱を立て植林する位置の明示作業を行った。中でも切り倒した枯木や下草・枝などの集積作業は斜面を上り下りの単調な往復で以外に見た目より重労働である。

午後2時過ぎ、作業を終えて下山した。

 

備考
 名古屋からインターネットを見て権現へ来たという登山者の話でシロヤシオがちょうど見ごろとの話を聞き、帰り際のさっそく見に行った。それが目と鼻の先の植栽地の中に有ろうとは。考えてみれば他へ足を向ける暇も無かったと言うこと。さっそく表示板を付け保護する手はずをした。
 その他、林道ではウワミズザクラ・ホオノキ・アオダモ・ウラジロヨウラクなどが咲いていた。
 登山道脇に有るブナは見事な青葉に覆われたが、今年も実の付き具合が良くないようで心配だ。

事務局より:次回の作業は510日です。作業内容は16日のイベント会場の植林地と休憩地の整備などです。軽い作業の出来る服装で定時に道の駅へ集合下さい。

09年5月 植裁地の看板 09年5月1日 植裁地に初めて植えたトチの木
09年5月1日 トチの芽吹きが始まった 09年5月4日 植裁地に咲いたシロヤシオ(ゴヨウツツジ)
 連絡・7月5日に予定されていた植裁地の作業は都合により中止します

第3回(通算92回)2009年5月10日(日) 天候 晴れ 気温26度                                                 記録者 藤井法道

参加者 8名
 藤井法道・岡田清美・神山敬三・後藤允・浅野勝義・武田幸男・林一美・長屋桂子                                       
作業内容
 Tさんには16日のイベントに都合で参加できないからといって、埼玉県から前泊でわざわざ参加願ったが、二年前に植林してもらった名札付き苗木がすくすくと育っていることが確認でき何よりでした。
今日はイベントを直前にしての最後の作業ということで、200本の植林位置の確認やイベント会場の再点検、記念植樹の段取りなどを打ち合わせた。
植樹箇所の内、新たな地拵えを行った所に約70本、その他、過去3回に渡って行った植林の中で枯れたり食害や雪害によって失われた130本(全体880本の内、約15%)を確認した。
 全ての準備を完了し、午後1時過ぎ下山した。
備考
 植栽地内のシロヤシオの花は今日も初夏を思わせる日差しを受け満開の花を楽しませてくれた。
今日も岐阜から来たという登山者18名がにぎわしく通り過ぎていった。中にはこのコース三回目という人も有り、日本山岳会岐阜支部が中心になって開発した藤波コースも定着しつつ有るようだ。

事務局より:
5月16日(土)のイベントは少雨決行にて行いますので、
お誘い合わせの
上ご参加下さい。
なお、微妙な空模様の場合は090 54547069にて確認下
さい。

会員・会友の方は7時までに道に駅へ集合下さい。

5月10日 藤井さんが育てているミズナラ200本 同左
09年5月10日 16日のイベントに向けて準備の皆さん
09年5月10日の整然とした広場 09年5月10日 作業を終えて
第4回(通算93回)09年5月16日(土) 
          天候 曇りのち雨 気温10度   記録者 久野菊子
参加者 36名
 
JAC:藤井・早田・西條・岡田・神山・浅野・戸石・白木・中島・今峰・小林・   後藤允・佐藤・久野・藤田・山本・林・長屋・大脇
 講師:岐阜薬科大学名誉教授 田中俊弘様
(財)オイスカ:山口和昭様・田村秀次様
 県治山課:木村・高橋
 揖斐農林事務所:黒崎・大野・島田
 イビデン:佐藤巧治様
作業内容
 今日は第四回の「私たち県民の森林づくり」の植林イベントである。降水確率80%の予報で心配したが、36人の方に参加していただき、曇り空のもと、道の駅「星のふるさと ふじはし」で730分より開会式が行われた。藤井委員長の司会により、主催者を代表して早田支部長、県治山課の木村様、揖斐農林事務所副所長の黒崎様の挨拶の後、講師の田中先生、オイスカの山口・田村両氏の紹介があった。そして、車に分乗して出発した。昨年の豪雨で甚大な被害を受けた揖北林道の災害復旧の工事現場で下車し、いよいよ徒歩で一時間ほどの植栽地まで歩くことになる。ここで植栽木に付ける名札をもらい、男性は200本の苗木を分担して担ぎ上げ、945分頃予定通り植栽地に到着した。

 まず、昨年(財)オイスカさんから多額の寄付金を頂いた御礼に感謝状の贈呈と、植栽地中央に種から育てた10年生のブナを記念植樹し、大きな標柱を立てて記念とした。
 ここから晴れた日には能郷白山や加賀の白山まで眺めることが出来、いずれ次世代の象徴木として大きく育ってほしいと思う。また、オイスカさんには今年度の分として多額の寄付金を頂戴した。この浄財は我々森林づくりのコンセプトである「自然環境の維持、育成、復元」といった「環境保全や生物の多様性に努める」為の活動資金として使わせていただくつもりである。
 次に西條副支部長から植林の仕方の説明が有り、ブナ・ヤマザクラ・ヤマハンノキ・ミズメの4種類の中で各自5本の植林を行った。植えた苗木には各人の名前や思い思いのメッセージを書き込んだ名札を付け、先々の思い出として再訪を誓い記念とした。 11時からヌタ場で田中先生の講和が始まった。ヌタ場には沢山のヒキガエルの卵が有り、ヒキガエルは自己防衛のため耳の後ろから毒液を飛ばすこと、タムシバの幼木は甘みが有って子供の時に食べたこと、熊は世界的に絶滅危惧種になりつつあるが、日本では熊の胆を取るために捕獲されていること、ホオノキは包丁の柄になること、キハダは百草丸や陀羅尼輔の原料になること、などを薬学の立場から一時間に渡って面白く説明されるなど楽しい観察会となった。

12時過ぎから全員が一箇所に集まり楽しい昼食としたが、この頃から雨が強くなったので、午後に予定した観察会を中止し、1240分下山開始。一時間かかって車に戻り、215分に道の駅で解散した。

なお、来年6月に関市で行われる第30回の「豊かな海づくり全国大会」に本イベントが協賛行事になっていることから、横断幕やノボリの掲揚をもってPRさせていただいた。

備考
雨で開催も危ぶまれたが、皆さんのご協力により無事すべての行事を終わることできた。明日も雨ということで苗木にとっては恵みの雨、今後多くの樹種で広場が賑やかになることを願う。林道にはヤマボウシやゴヨウツツジ・ホオノキ・ウワミズザクラ・タニウツギなどが咲いていた。
 昨年9月の豪雨による災害復旧工事のため何時もより倍の距離を歩かせてしまったが、この工事も8月中には終了し、その後は林道の延長工事が更に植栽地に向って行われる事になっているのでご期待下さい。

事務局より
今回初めて(株)イビデンさんが参加してくださったが、イビデンさんの
林活動にはこちらからも参加させていただき、今後双方で協力できる
体制になればと思う。また、今回も林道の通行に際し、いろいろな配慮を
頂き、植林にまで参加してくださった工事業者の方には心より御礼を申し
上げたいと思います。

JACの方々には植栽までの地拵え作業を初め、多くのボッカを行っていた
だく
など言葉に言い尽くせないご協力、本当にご苦労様でした。
次回の作業は531日(日)道の駅 定時の730分集合です。
作業内容:植林した苗木の足元を枯木で囲む保護作業

5月16日 林道終点にて苗の分配 5月16日 林道崩落地を行く
5月16日 田中先生の説明を聞く 5月16日新しく整備した植林地に植樹する
5月16日 オイスカから支部長へ渡される 5月16日 植樹祭に助成を受ける
5月16日 オイスカ記念植樹 5月16日 早田支部長も植樹する

第5回(通算94回)09年5月31日(日)
                    
天候 雨のち晴れ 気温12度                           記録者 藤井法道

参加者 3名
  藤井法道・浅野勝義・神山敬三
作業内容
 ちょうど家を出掛けの雨となったが、とりあえず道の駅へ向った。それでも熱心に参加してくれたメンバーが有り、定時に出発した。この頃には雨も止んで、森は眩いばかりのグリーンシャワー。ホーホケキョやアオダモの純白の花が我々を迎えてれた。そして、三日前まで通れなかった林道が工事の完了で最終地点まで入ることが出来、車止めから45分で植栽地に到着した。さっそく9時過ぎから作業に取り掛かった。前回記念に植栽したブナを雪害から守る為の支柱を立てる。また、植えた苗木200本の足元を枯木で囲み、他の萌芽した木々との目印としての保護作業を行った。幸い植えた直後に降った雨のお陰で何れも元気に根付いている様子にほっとする思いがした。午後二時までに植栽休憩地から上部の作業を済ませ下山した。
備考
 ニホンジカや生後間もない子供を連れたカモシカを車止めから奥の林道で見かけた。また、比較的新しいサルの糞が有った。
  何れも植栽を始めて過去四年の間に初めて見かけた。これまでも植栽した苗木のウサギなどによる食害は有ったが、それらによる被害がないか心配でもある。

事務局より:

 次回の作業は6月7日(日)道の駅 定時の730分集合です。
作業内容:植林した苗木の足元を枯木で囲む保護作業、植栽地
上部の
下刈り作業を行います。時間があれば、ビオトープの一環
として「池づくり」に取り掛かります。

5月31日 参加者3名  5月31日 活着した植栽木
 5月31日 ヌタ場のオタマを見る  5月31日 ヌタ場に湧いた無数のオタマジャクシ

礼状の紹介 (第4回の植j樹祭に参加頂いた岐阜市のKさんから届いたものです)
「拝啓、先日(5月16日)は植樹会に参加させていただき、誠に有り難う御座い
ました。
一昨年私が初めて参加させていただきました年は外孫が小学校へ入学した年でした。
私としては記念になったらという思いでした。今年はその下の外孫の入学記念と、
一月に九十二歳で世を去った母をしのぶ縁にすべく植樹しようと家内と二人で参加
させていただきました。・他日孫達が成長して私たちと一緒に大きく成長したこの
森を訪れる日が有る事を今から待ち望んでいます。・・・こうした有意義な植樹会の
一日を過ごさせていただきました。来年もお誘いくださったら有りがたいと家内と
話しているところであります。
 終わりに貴会の益々のご発展と、私たち県民の森林が見事に成長することをお祈り
いたします。                      敬具

第6回(通算95回)  平成21年6月7日

天気 晴れ      気温(午後0時)20℃      記録者 久野菊子

参加者 9名
JAC:藤井、神山、岡田、戸石、白木夫妻、林、長屋、久野

作業内容
 さわやかに晴れて気持のよい作業日和となった。9時より作業開始。男性はビオトープ造りの一環として、道具小屋上部の空き地に3m四方の穴を掘って池を拵えた。穴に古い絨毯、その上に遮水シートさらに絨毯を敷いて雨水が溜まって池になるように工夫した。やがて迎える梅雨の季節で水が溜まり、多くの生き物が集まってくれるのが楽しみだ。女性は萌芽更新の調査をする。「萌芽更新記録樹」と書いた木の表示板をヤマザクラ、タムシバ、ユズリハ、シロモジ、ホオノキの5か所に立て、枝の数と高さを測る。今後、年に一度の継続調査を行うことにする。また下草刈りの際に植栽した苗木を誤伐しないよう、根元を枯れ木で囲み周囲の萌芽を剪定ばさみで切り取るなどの作業を行った。

 午後、下刈りや倒木の整理などを行い、二時に過ぎ作業を終わって下山した。

備考
 揖北林道は舗装道路の一番上での災害復旧工事を行っていたが、幸い最奥まで車で入ることが出来て大いに助かった。
前回植林した苗木はほぼ順調に育っていたが、日が当りすぎる所は枯れかけているものがあった。ヌタ場のオタマジャクシは日差しを避けて岸近くに群がっていた。林道にはタニウツギの白い花やコアジサイ・ホオノキが咲いて初夏の訪れを知らせていた。

 今日も山頂往復の登山者が有った。

事務局より
 次回の作業は621日(日)道の駅、定時の7時半集合で行います。
 作業内容:今回造った池周辺の整備(枯木の大木にハシゴを架けのブラン コを造る、ベンチ・テーブル作りなど)・昨年植林した上部の下刈り作業を行 います。

6月7日 林道にて参加者 作業を終えて満足な顔 6月7日 萌芽更新4年目のタムシバ
6月7日 ビオトープ(池)作り 6月7日 池が出来た 野生動物たちの遊び場に
第7回(通算96回)09年6月21日(日)
1人で林道の草刈作業をしたが記録は有りません

第8回(通算97回)2009年6月28日(日)
       天候 曇りのち晴れ 気温30度      記録者 藤井法道
参加者 9名
 藤井法道・白木貞次・岡田清美・浅野勝義・神山敬三・戸石二生・久野菊子・ 木呂子豊彦・衣笠直子
作業内容
 ビオトープの補修・植林地の下刈り・登山道の下草刈・萌芽更新記録の補充などの班にわかれ、9時から作業を開始した。前回工具小屋近くの植栽地近くに作った池には水が溜まっていた、池の中の敷物や石ころなどが目障りになっていたのでより自然に近づけようと周りの土や枯葉などを入れた。これでしばらく風雨に曝されれば虫や小鳥などがやってきてくれるものと思う。また、午後から池の周りにカシナガによって枯れてしまったミズナラでテーブルを造りかけたが、時間切れで次回以降の宿題とした。
 植林地の下刈りは過去の四回に渡って行ってきた全てに下草が大きくなってしまったので、植栽した苗木保護の為、その仮払いを四回にわたって行い完了した。
 登山道の下草刈はヌタ場より上部のシャクナゲ帯やや上までを行った。山頂手前、稜線部分の笹薮が可なりブッシュになっているようで、次回以降には登山道整備(急な部分の階段付け)を兼ねて行う予定である。
 萌芽更新記録については前回途中になっていたのでKさんの責任に於いて引き続き行った。なお、今回は一般参加者二名が有ったが、午後から山頂に行ってみたいとのリクエストにSさんに同行を頼んだ。
 午後二時過ぎ作業を終わり、四時前に道の駅で散会した。今回も三重県津市や名古屋など遠隔地からの参加をして頂きご苦労様でした。

備考
桃栗三年のことわざ通り三年前に植栽した栗に初めて花が咲いた。また、ナツツバキ・ガクアジサイなどの花が見られた。ホトトギスやアカゲラ・カッコウ・ウグイスなどの鳴き声の中にせみの初鳴きを聞いた。 

事務局だより:
次回75日は都合で中止いたします。
次回の作業は719日(日)道の駅7時半集合で行います。登山道の整備を予定しますが、余り暑ければビオトープ周辺での作業とします

09年6月28日 参加者 09年6月28日 3年目に咲いた栗の花
涸れたミズナラを利用したベンチ作り 新緑の中 気持ちいい作業を終えて帰路につく

第11回(通算98回)2009年7月26日(日)
        天候 曇りのち雨 気温21度
   記録者 藤井法道

 参加者 3名
 藤井法道・浅野勝義・神山敬三
作業内容
 9〜10回と都合により中止したので、今日はちょうど一ヶ月振りの作業である。しかし今年はエルニーニョによる影響とかで連日うっとうしい日が続き未だ梅雨明けの見通しすら立っていない。今日も朝から時折小雨の降る生憎の天気だったが、こんな日にも参加してくれる同志に感謝しつつ定時に作業に向った。
 一昨日の24日に林道の草刈りを済ましたので朝露に濡れることも無く、9時前には植栽地に着いた。午後から本降りになるとの予想に、これまで植栽した1000本余りの苗木の支柱確認と、周りや足元に生えた雑草や萌芽の刈り取りを行い苗木の成長を促した。
午後12時過ぎに全体を終了し、昼食を終わった頃に雷を伴う本降りになったので急いで下山、道の駅で2時頃に散会した。
 なお、去る516日に植栽した200本は概ね順調に根付いているようだが、これまで被害の無かったブナの苗木までがウサギの食害に会い、痛ましい姿になっている。
 しかし、何れもたくましく次々に芽吹きが認められ、このまま活着することを念ずるのみである。

備考
植栽地のあちこちに有るサラソウジュの足元には白い椿に似た多くの花が見られた。また、リョウブの白い花が今年は一段と華やかに咲いていた。
林道にはネジバナが今年はかつて例がないほど多く咲いている。
林道の下のほうでこの山に入って始めてイノシシの親子を見かけた。また、キジの姿やアカゲラの鳴き声が聞こえた。
 今回はカメラを携え無かったので写真はありません 

事務局だより:
次回の作業は8月9日(日)道の駅7時半集合で行います。
登山道の整備を予定しますが、余り暑ければビオトープ周辺での作業とします。

第12回 (通算第99回) 平成21年8月9日

        天候 晴れ 気温(午後0時)20℃   記録者 久野菊子

参加者 6名
 JAC:藤井、神山、岡田、浅野、久野
 一般:岡本  

作業内容
 林道を歩き出すころから雨が降り始め、傘をさしながら910分に現地到着。間もなく雨はやみ、ヌタ場より少し下った辺りの刈り払いと枝運び、登山道の根切り、植栽木周りの剪定を行う。真夏にもかかわらず意外に涼しくて助かる。午後からは作業の継続と、ビオトープ周辺の枯れたミズナラの倒伐、テーブル作りを行い、ビオトープ周辺には大きなテーブルが二つできて、また新たな休息所となった。25分作業を終了した。

備考
 法道さんが林道と登山道の草刈りをしてくれたため歩きやすかった。ビオトープ近くに今年5月に植樹した中には、動物にかじられて軸だけになっているものがあったが、これも良く見ると足元から新若葉が顔を見せていた。自然のたくましさのひとこまを見る思いがした。リョウブの花が満開で道に白く散っていた。また、今年も早々に天然ナメコの初収穫ができた。

事務局便り
 平成17年7月に権現で作業を開始して以来、通算100回目となる次回8月23日の作業は植栽地に於いてフルート演奏をしてもらい、ささやかなパーティーを行う予定です。暑い最中でもあり、調査および観察など軽作業で行います。
 作業中止日のお知らせ
 9月6日は事情により作業を中止します
 10月16日は大垣山協の創立50周年行事に当り中止します。

09年8月9日 参加者 09年8月8日 落ちていたブナの実
09年8月9日 動物の食害株元に萌芽していた 09年8月9日 ヌタバ周辺の次年度植栽場所

第13回(通算100回)2009年8月23日(日)
          天候 晴れ時々曇り気温21
    記録者 藤井法道

参加者 16名
 JAC会員:藤井法道・早田道治・岡田清美・浅野勝義・神山敬三・戸石二生       太田義一・広瀬 収・久野菊子・長屋桂子・藤田純江・小田幸枝  県 関係者:一名
  一  般: 河合 剛・衣笠直子・神谷恵美子
作業内容
 今月は岐阜県の「山の日・月間」ということで、昨年までは植栽を行うなどイベントを行ってきたが、酷暑の中ということと時期的に植樹には適当でないなどの理由から今年度は取りやめることにした。それに代わり、平成1611月に権現での事業を県との協働で立ち上げることになって以来通算100回目の集会を記念して、急遽本日のイベントを行った。

 定時に道の駅に集合し、支部長や県の関係者の挨拶の後、記念写真を撮り、それぞれの車に分乗し林道の最奥まで入る。昨年9月にこの辺り一帯で起きた甚大な被害の復旧工事もようやく終了し、植栽地に続く林道の延長工事が一年振りに再開されていた。今年も植栽地までの距離がさらに近くなって嬉しい。
 ブナの大木の下に湧き出る最後の水場で昼食用の水を確保し、夫々に会場まで持ち上げてもらう。
 現地に着きさっそく、何時もの食事場所の地ならしなどの整備や枯れ材を使っての会場作りなどを行う。その後、今年5月に行った植樹した苗木の様子や、これまでに行ってきた林内の状況など夫々に見学してもらった。

 県の方からは、今年特にウサギによる食害の多かったことでその防除方法などをご指導願った。(過去の見られなかったブナの苗木に対する被害が特に目立った)
また、県の絶滅危惧種に指定されている植物についても順調に育っており、今年も見事な花を付けていたようだった。
 今回は100回記念ということで特別に11時頃から昼食タイムとし鍋を囲んで途中、Nさんのフルートを聞きながら皆さんで合唱するなど、またアカゲラやせみの声を聞きながら一時頃まで楽しい一時を過ごした。現地で調達できたブナハリタケが格別美味しかった。

備考
 植栽地の中に、今年の食害を物語るウサギの糞が多く見かけられた。花の少ない時期の中、林道にヤマジノホトトギスの花が綺麗だった。今日も登山道を数名が上っていかれたが、その中にこの登山道開設に協力してくださった大垣山協のSさん夫妻の姿があった。
事務局だより:
次回の作業は9月13日(日)道の駅7時半集合で行います。
作業としてはヌタ場から上の登山道の整備を予定します。なお、96日は都合により中止いたします。

第15回(通算101回)2009年9月13日(日)
          天候 晴れ時々曇り気温17度            記録者 藤井法道

参加者 3名
 藤井法道・戸石二生・浅野勝義
作業内容
 林道の崩落部分二ヶ所で土嚢を積むなどして補修を行った。次回鉄筋で更に補強を行うことにする。
ようやく涼しくなってきたので懸案になっていた登山道上部の切り開きと階段作りなどに取り掛かった。まず、稜線手前の急登部分約100mにトラロープを張った。そして、8日に山頂手前の稜線部分まで草刈機で刈払いを行ったが、引き続き民地側にはみ出た登山道の付け替えを兼ねネマガリダケや潅木の茂る藪の切り開きを約1mの幅で行った。
 山頂三角点の手前20m地点で草刈機がトラブルとなってしまったので、この部分を次回以降とした。山頂で昼食を済ませ午後一時過ぎ下山した。
備考
 2年振りで権現山頂を訪れることが出来たが、今日も我々の開いた北ルートからの登山者が有ったように、登山道の踏み跡からもこのルートがすっかり定着してきたようで嬉しく思った。植栽地に作ったビオトープには昨日降った雨が満々と溜まっていた。その水面には何かの抜け殻が浮いており、成虫になるのに三年もかかるというオニヤンマが産卵の為か旋回していた。

事務局だより:
次回の作業は9月20日(日)道の駅7時半集合で行います。
作業内容は山頂手前登山道と山頂部分の切り開き、並びに稜線手前の急登部分の階段作りなど登山道の整備を予定します。
 なお、1018日は都合により中止いたします。
雨天は中止します。

09年9月13日 小津権現頂上 09年9月13日 今年もナメコが豊作です
09年9月13日 ヌタバを使用した形跡あり
第16回(通算102回)2009年9月20日(日) 晴れ 気温17度                             記録者 藤井法道
参加者 10名
JAC会員;藤井法道・岡田清美・神山敬三・浅野勝義・久野菊子・藤田純江
        ・長屋桂子
一   般 ;河合剛士・林 靖子・神山雅子
作業内容
 林道崩壊部分に持参した鉄筋を差し込み前回補修した土嚢を補強した。その後、作業小屋に立ち寄って草刈機・チエンソー・カケヤを山頂まで持ち上げ、二班に別れて前回刈り残した山頂部の藪の刈払いを行う。別の班は稜線手前の急な登山道に階段を拵えた。刈払いの終わった12時にちょうど昼食時間となったので山頂で濃尾平野から北アルプスまでの久しぶりの展望を楽しんだ。この頃には小津からの登山者も加わって一層賑わしくなった。

 帰り道、残った時間で階段作りを行ってきたが、一部を次回に回し午後2時前に下山、道の駅午後三時半過ぎに散会した。

備考
権現山の山頂手前で登山道が民地部分に一部はみ出していることで気になっていたが
よう
やく四年越しで修正手直しをすることが出来ホッとしている。これで国道417号線登山口から山頂まで約3.5キロが(標高差約910m)権現の北ルートとして完成したことになる。
次回には残った山頂手前の階段作りを完成させ、それを機にルート名を募集の上、さらに案
内板などの整備を行って、縦走路としても容易に利用できればと思う。

事務局だより:
*次回の作業は10月3日(日)道の駅7時半集合で行います。作業内容は山頂稜線手前登山道の急登部分の階段作り並びにシャクナゲ帯の先にベンチなどを作り休憩地を整備します。
26日(土)第二回イビデンの森づくりへの参加希望者は道の駅午前8時半集合で行います。
1018日は都合により中止いたします。

09年9月20日 頂上の根曲がり竹群を切り開く 09.9.20 切り開いた後の状態
09.9.20 今年もカシノナガキクイムシ被害が見られる  頂上で参加者一同

イビデン(株)主催のイビデンの森 第二回森林整備活動に参加

2009926日(土) 天候 晴れ

JAC岐阜支部からの参加者  藤井()・岡田()・神山()・浅野()・久野()

全体の参加者 50名余り

作業内容
 JAC岐阜支部が去る5月に行った「権現の森林づくり」にイビデンから参加して
いただいた御礼と、今後の更なる交流が出来ればとの主旨で初めて参加させていただ
いた。
揖斐川町藤橋の道の駅に午前8時半集合、実行委員長挨拶の後、約1キロ半ほど
先の旧村有林へバスで移動。参加者
50名余りが7班に分かれイビデンの森に続く林道に
はびこったカヤの根っこをカケヤやスコップなどで掘り起こすなどして入りよくした。
周りには良く手入れされた植林地が広がり、カエデやヤマザクラ・ヤマボウシ・ミズ
ナラなどがすくすくと育っている様子は将来への展望が大きく広がっている様でもあ
った。

 正味2間余り、気持ちの良い汗をかいて昼少し前に作業を終わり、支給されたおにぎ
りで昼食を済ませ解散した。来年度以降も継続事業として引き続き行われるとのこと
であった。

第17回(通算103回)  平成21年10月4日

天気 快晴      気温(午後0時)20℃      記録者 久野菊子

参加者 10名
JAC:藤井、神山、岡田、浅野、白木夫妻、長屋、竹中、大口、久野

作業内容
 朝露に濡れた草を踏んで林道を歩き9時に広場に到着。作業するためのチェーンソー、木槌、鉄筋などを分担して、さらに上まで持ち上げる。今日は1100m付近の頂上直下の急斜面に階段を作る。横木を支える鉄筋を打ち込み、鉄筋が尽きるとシロモジやヒノキの小径木を切ってナタで先端をとがらせて杭にする。微妙に曲がった登山道に直角に横木を渡すのはなかなか難しい。山頂直下にトラロープを補充し急登の助けとした。1130分に作業を終えて1030mまで下り、立派な根上がりヒノキのある平坦地で昼食をとる。ここが樹林越しに花房山が正面に見えるなかなか良い場所なので、第二の休息所にすべく各自のアイデアが飛び交った。近くの枯れ木を切り倒してベンチを設置する。太く曲がりくねった根の上部をチェーンソーで削って平らにする。大きな枯れ枝を立てて看板が取り付けられるようにする。1時間ほどで森の休息所ができ上がった。
 藤波登山道は定着しつつある
 今日も美濃加茂や三河などからの登山者が有り、今後多くの登山者に利用されればと思う。春には群落のイワカガミやゴヨウツツジ花の共演が見られることだろう。この場所を「花房山展望台」と命名してはどうかと思う。

 その後、植栽広場にもどり道具を片づけて下山。330分に道の駅で解散した。

備考
カシノナガキクイムシの被害でミズナラが新たに数本枯れていた。天気が良く登山道から能郷白山の右手に並んで加賀白山が見えた。シロモジやイワナシの実がたくさん落ちていた。ミズナラの枯木に多くのナメコやハリタケが収穫できた。 

事務局だより
 *次回の作業は1011日(日)道の駅7時半集合で行います。
  *作業は来春行う予定の植栽地の地拵え(枯木の伐倒・切り払いなど)など
 *1018日は都合により中止いたします。

第18回(通算104回)2009年10月11日(日)
            天候 晴れ 気温15度           記録者 藤井法道

参加者 4名
JAC会員; 藤井法道・神山敬三・浅野勝義
     ; 河合剛士
作業内容
 前回藤波登山口を間違って入ってしまったという登山者が有ることを知り、赤テープなどで誘導した。9時前に植栽地上のヌタ場に着き、さっそく二班に分かれて仕事にかかった。来春行う植栽地の切り開きを草刈機で行い、ミズナラやヒノキの枯木をチエンソー伐倒、使えるものは登山道の両脇の並べるなどして整理した。また、ヒノキの枯木を使い登山道脇の一角にベンチを拵え休息地とした。まさに総ヒノキ作りのベンチです。まわりのスティンチッドに加え心地よいヒノキの香りがたまりません。
備考
去る1026日に道の駅 上部で行われたイビデン主催の第二回森づくりに50名余りが参加、うち岐阜支部からも6名が参加しました。植林道にはびこったカヤの処理作業などに2時間余り良い汗をかいてきました。林業を仕事とされるKさんに今回も参加してもらった。さっそく、作業の合間を縫って草刈やチエンソーの目立てを実習、しろと集団にとって実に良い勉強になった。なお、岐阜支部の会員としての入会手続きも済み今後強い見方になってもらえるものと思う。
 カシノナガキクイムシによる立ち枯れは昨年までのようなことは無いが、今年もあちこちに散見された。

事務局だより:
*次回の作業は11月1日(日)道の駅7時半集合で行います。
 作業内容は今回に引き続きヌタ場手前で来春行う植栽地の切り開きなどを行 います。
1018日は都合により中止いたします。 
1114日(土)の山岳講演会翌日は定時に集合の上、植栽地で今年度の反 省を兼ね「芋煮会」を行います。一般の方を含めお越し下さい。(雨天の場 合、翌15日(日)に限り順延)
 なお、権現山頂まで登山道の切り開きが終わりましたので、希望者は昼食までに山頂を往復していただきます。

第19回(通算105回)
  2009年11月1日(日)  天候 晴れ 気温17度
                                記録者 藤井法道

参加者 6名
 JAC会員;藤井法道・岡田清美・神山敬三・久野菊子・岡田育子
  一   般;一名                           
作業内容
 久野さんの山友達のAさんが種から丹精込めて育てられたブナとミズナラの苗木を提供して下さったので植栽地まで夫々に分担し持ち運んで植樹を行った。これまでに植樹した約1000本余りの苗木は既に落葉して冬篭りに入っていた。中でもトチノキの冬芽(鱗芽)にはねばねばした樹液を一杯にして雪害から守る姿が印象に残った。
 午後から雨になるとの予報に10時過ぎには車止めまで一旦下山し、林道の片隅に先日拾っておいた200個余りのミヅナラの種とKさんが採集してきた様々な種を持参したポットとプランターに蒔いた。

 冬の間にせっかく蒔いた種を全て何者かに食べられてしまった過去の経験から、ポットとプランター全てをネットで保護した。今回蒔いた種が二年後の岐阜支部40周年を記念する植樹に利用できればこんな嬉しいことはないのだが。当面冬越しが楽しみである。

午後一時過ぎ、昼食を終わった頃雨になり下山した。

備考
 権現は赤や黄色の紅葉が真っ盛り、特に今年の赤紅葉は見事。中でも植栽地周辺が最高です。一度足を運んでみてください。また、晴れていれば植栽地からの雪を頂いた加賀白山などが綺麗ですよ。

事務局だより:
*次回の例会は11月14日(土)道の駅7時半集合で行います。
「芋煮会」ということで作業は有りません。
希望者は昼食までに権現山頂を往復していただきます。
その他の方は植栽地周辺を散策下さい。11時頃から芋煮会を行います。   雨天の場合は翌15日に限り順延します。
 携行品:飲み水・嗜好品・防寒着・雨具など
 会費:500


第20回(通算105回)
  2009年11月1日(日)  天候 晴れ 気温17度                                  記録者 藤井法道

参加者 6名
JAC会員;藤井法道・岡田清美・神山敬三・久野菊子・岡田育子
一   般;一名                            
作業内容
 久野さんの山友達のAさんが種から丹精込めて育てられたブナとミズナラの苗木を提供して下さったので植栽地まで夫々に分担し持ち運んで植樹を行った。
 これまでに植樹した約1000本余りの苗木は既に落葉して冬篭りに入っていた。中でもトチノキの冬芽(鱗芽)にはねばねばした樹液を一杯にして雪害から守る姿が印象に残った。
 午後から雨になるとの予報に10時過ぎには車止めまで一旦下山し、林道の片隅に先日拾っておいた200個余りのミヅナラの種とKさんが採集してきた様々な種を持参したポットとプランターに蒔いた。
 冬の間にせっかく蒔いた種を全て何者かに食べられてしまった過去の経験から、ポットとプランター全てをネットで保護した。
 今回蒔いた種が二年後の岐阜支部40周年を記念する植樹に利用できればこんな嬉しいことはないのだが。当面冬越しが楽しみである。
 午後一時過ぎ、昼食を終わった頃雨になり下山した。

備考
 権現は赤や黄色の紅葉が真っ盛り、特に今年の赤紅葉は見事。中でも植栽地周辺が最高です。一度足を運んでみてください。
 また、晴れていれば植栽地からの雪を頂いた加賀白山などが綺麗ですよ。

事務局だより:
*次回の例会は11月14日(土)道の駅7時半集合で行います。
「芋煮会」ということで作業は有りません。
 希望者は昼食までに権現山頂を往復していただきます
 その他の方は植栽地周辺を散策下さい。11時頃から芋煮会を行います。  雨天の場合は翌15日に限り順延します。

  携行品:飲み水・嗜好品・防寒着・雨具など
  会費:500

第21回(通算106回)
 2009年11月14日(土)
天候 曇り 気温12度                                  記録者 藤井法道

参加者 17名
JAC会員
    藤井法道・白木貞次・岡田清美・神山敬三・戸石二生・織田澤美智子・    清水千枝子・藤田純江・大脇美代・井出尚子・縄田さかえ・白木しずえ    長屋桂子・若山暢子
一般  三名  
作業内容
 昨日行われた山岳講演者と共に権現を訪ねる予定でしたが、講演者の都合で中止になり代わって東京や三重県など遠路の方をはじめ県や一般からの参加者などと「芋煮会」を行った。
 朝までの大雨も集合時間を遅らせた9時にはすっかり止んで雨上がりの見事な紅葉を堪能しての会になった。
 10時過ぎに植栽地に着き、希望者は山頂を往復。改修の出来た登山道を確認してもらった。山頂から伊勢湾や北アルプスまでの素晴らしい展望に改めて感動なさったようで良かったと思う。
 12
時頃から二つの鍋を囲んで午後二時前まで歓談。植栽地周辺で収穫した鍋一杯のナメコなどが美味しかった。
 食べきれないナメコのお土産などを夫々に持って午後2時前に下山を始め3時過ぎ、道の駅で解散した。

備考
 今年はナメコが異常発生しています。植栽地の紅葉もいよいよ終わりに近づいてきました。代わってホオノキやトチノキなどの来春に向けての冬目が美しくなってきました。
是非一度見においでください。

事務局だより:
*次回の例会は11月29(日)道の駅7時半集合で行います。
 作業内容はミズナラの枯木などを使ってのクラフト造りや、植栽地休憩地の ベンチ造りなどを行います。
 少々寒くなりますので防寒着など持参下さい。
 126日(日)は最終回になります。

第22回(通算107回)  平成21年11月29日

 天気 曇り  気温(午後0時)7℃        記録者 久野菊子

参加者 6名
JAC:藤井、神山、中島、後藤、藤田、久野

作業内容
 すっかり葉の落ちた林道を歩き9時に広場に到着。ヌタ場付近まで上がり、伐採してある枝や幹を片付ける作業をしながら少しずつ下る。広場まで来たところで昼食。林床が見違えるように綺麗になった。皆が力を合わせれば僅かな時間でまた新たな広場が出来た。来春の芽吹きの頃が楽しみでもある。
 午後はさらに下って植林地下限まで整地し、来年の植林用地を確保した。広場にもどりクラフトの時間となる。最初は写真を参考にしてフクロウの木工作品ができるはずであったが、「龍の現ちゃん」の土台のミズナラに目鼻をつけると人間の男女のモニュメントになってしまった。なかなかユニークでかわいい権現の新しいシンボルが又一つ出来た。そして、150分に下山開始。3時に道の駅で解散した。

備考
 権現の頂上から花房山への縦走路が地元の人により一部刈り込まれているとの情報があった。刈り込んでいる人と連絡がとれれば、協力できないか検討するかもしれない。植栽地の木の葉もすっかり落ちて冬化粧になった。落ち葉の積もる林床にはツルシキミやヤブコウジの赤い実がきれいに色づいていた。ブナの種を皆で探したがほとんど動物に食べられた後で、無事なのを食べてみるとクルミのようにおいしかった。来年はブナの種を蒔いて苗木としての活用をしてはと思う。

事務局より
  次回の例会(第二十三回)は126日(日)道の駅7時半集合
 作業内容は午前中、刈り取った下草などの整理。午後から小屋じまいとしてノボ リやトイレなどの撤収と道具小屋の整理などを行います。
 平成2237日(日)の最終回まで、冬季積雪期の為、お休みします。
 37日は冬季観察会として権現の山頂まで登る予定です。ふるって参加下さい

09.11.29 権現森林広場にモニュメント出現  09.11.29 スッカリ落葉し明るくなった広場
09.11.29 権現の森林の登山道に枯れ木でベンチを 09.11.29 昨年の来場者の看板が元気でした

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