5支部合同懇親山行
  大江山732.5m 二等三角点)、鍋塚763.0m 三等三角点)

 9月27日と28日、第8回5支部合同懇親山行が京都支部主催で福知山市大江町で開かれ、岐阜支部からは早田支部長以下10名が参加した。早田支部長の車に乗り合わせた私達4人は、途中、開催地の近くにある元伊勢内宮と外宮を見学した。私は初めてその存在を知り初めての見学だったが、歴史的に古く境内は広く建物もよく保存されおり、見応えがある良い所に来たなと感じた。会場の大江山グリーりロッジには、本部の神埼副会長と成川常務理事を迎え総勢54名が集合した。各自で鬼の交流博物館を見学した後、この博物館の館長である地元出身の村上氏から「大江山の人と鬼」と言う題で講演を聴いた。この地はかつて鉱山があり賑わっていたが、閉山となり過疎となってしまった。若者が少なく老人の多い所となったが、鬼伝説を生かした鬼の博物館を国の援助で建て、今では国定公園となり活性化してきたとの事。よくある話であるが、巧みな話術で皆聞き入っていた。
 こういうは地域を知るのにいいもので、是非取り入れたいと思った。

 夜は恒例の懇親会。各支部や個人からの差し入れのお酒で盛り上りその後は外の広場でのキャンプフアイヤー。満天の星の下、皆で飲み語りそして歌った。火は心の底まで暖めてくれるものだとつくづく思った。こんな経験はそう出来るものではない。

 次の日は曇天だったが、前夜の武田さんの「てるてる坊主」の踊りが功を奏し、降られなかったのが何よりだった。鍋塚までピストンした後大江山に登るコースと、大江山だけ登るコースの2つ分かれての山行であった。車で尾根の鞍部まで送ってもらったので、鍋塚のピストンもとても楽であった。見晴らしのよい稜線を、秋の気配を感じながら歩いた。低い笹の中に松がポツンポツンとあり、時折松茸の臭いがするのが気になった。

 頂上に全員が揃ったところでヤッホーをかけ、記念撮影をして昼食を食べて下山。京都支部の方で全部の車を鬼嶽稲荷神社まで回してくださったので、縦走コースを楽しむことが出来とても助かった。いろいろな気配りに感謝したい。グリーンロッジで点呼をして解散、有意義な2日間だった。来年は富山支部の担当、楽しみである。    [藤田純江 記]

 [日 時] 平成20年9月27日(土)、28日(日)

  [場 所] 京都府福知山市大江町仏生寺

 [参加者] 15名

 [タイム]  28日 青少年グリーンロッジ8:40=鞍部9:00−鍋塚9:35−鞍部10:15
        鳩ヶ峰
10:45−大江山11:3012:15−鬼嶽稲荷神社13:00−青少年グリ        ーンロッ13:10(解散)

 [地 図] 1/20万;宮津   1/5万;大江山   1/2.5万;大江山 

大江山頂上にて 大江山にて
                                          写真提供 早田支部長