治療メモについて

5年振りに治療を再開しました。
15年以上前から何十回もレーザー治療をしましたが、何ひとつ記録してこなかったことに悔いがあるため、今回は治療メモをポツポツと作りました。折角なのでアップすることにしましたが、いつか削除するかもしれません。「治療=T」とあってもUをアップするかどうかわかりません。写真もアップしましたが、突然削除するかもしれませんのでご了承ください。

2007.10.22 管理人 カメオン

治療=W

2008年7月5日(土)四回目の治療。
PM12:00の予約。

今回は診察室には呼ばれず、直ぐに治療室へ。
治療の準備をする中、先回の看護師さんが「薄くなりましたね〜」と気遣ってくれる。ベッドに横になること数分、ほどなく先生が入室。
実は以前から、ハイドロキノン軟膏を試してみたいと思っていた。診察室で先生に相談する予定だったのだが、思いもかけずベッドの上から先生に相談するはめに。結果的には、あまりお勧めできないとの回答だった。

先生: ハイドロキノンでは赤いアザは治らないですよ・・・(困ったちゃんの顔)
私  : いえいえ、色素沈着に効かないかと思って・・・(先生の?の回答に更に困ったちゃんの私は、茶色になった首を見せる)
先生: ああ・・、でも、朝晩使用するんですが、朝使用した場合、紫外線を受けると反応して赤くなってしまうことがあるんですよね・・・・
  
と言った後、ちょっと待ってねと言って部屋を出てしまう。 戻ってきて、
先生: では、はじめます。
私  : お・お願いします・・・・・


こんなんで、とりあえずハイドロキノンの話は終わってしまった。
治療後、勇気をふりしぼって、
私  : 先生、先ほどのお薬の話なんですけど・・・
先生: えっ! ああ・・・ (困ったちゃん)

どうも先生はお勧めではないようだ。
私  : 使用のタイミングはいつでしょうか。
先生: なので、朝と夜に・・・
私  : いえ、いえ、レーザー後何日目というか・・・・
先生: まあ、2・3ヶ月後ですかねえ。でもねえ・・・どうでしょうかねえ・・・・ (困ったちゃん)

この頃には私の心も怯んで
私  : では、いいです・・・
先生: 試しに一回使ってみますか?
私  : はい!一度使ってみます!

先生は看護師さんに指示をだしていたが、結局、薬は出されなかった。会計の時に投薬指示書をもらって薬局で購入するのだが、領収書しかもらえなかった。尋ねると、「ちょっと聞いてみますのでお待ちください」といわれたが、本当に気持ちが萎えていた私は「あ・あっ、いいです。いいです」と言って、病院をあとにした。

レーザー治療はいつも通り。
先生に「ここはやりましたか?」と聞かれるので、「はい、先回一回」と答える。他の病院での治療あとがたくさんあるので、先生は混乱するようだ。いつも治療前に写真を撮るし、カルテをみれば分かるのに不思議といえば不思議だが・・。

先生: 効きすぎると白くなっちゃうんですよね・・・。でも赤いよりはいいですよね・・・。
首に少し白抜けしたところがある。これを心配してか、薄くなっている部分をとばして濃い部分だけかなりまばらに照射。その代わり、今回は予定していなかった首の後ろまで照射してくれる。あまり広範囲に欲張らず、髪で隠れない部分だけを根気良く丁寧に治療していきたいと思っている私としては不本意なんだけど、まっいいか。

レザーの照射口ってどうして丸いんだろう。四つ照射すると、星の形で真ん中が残ってしまう。照射口が四角だったらよかったのに。そういえば、四角のスイカが登場したよな・・・・。薄くはなってきているが、まだらが気持ち悪くて気になる私は、そんなことを考えてしまう。

帰る途中、いつもの中国の人が経営する中華飯店でお昼を食べた。レジは、今日は女の人ではなくて、若い男性(帽子を深く被ってうつむいていたので男性の顔はみなかったけど、たぶんかなり若い)が「ありがとうごじゃいました」と、爽やかなやさしげな声を掛けてくれた。




翌日 


まばら照射のような気がしたが、こうして写真にすると、それほどでもないかも?
今回、耳は軟骨の部分を数箇所のみ照射。次回は耳たぶと耳のフチも照射してもらいたい。




【黄色で囲ったところ(実際はもうちょっと濃い)について】
薄いアザだが、髪で隠れない場所なので私としては気になる。先生としてはOKということで照射してもらえなかった。う〜ん、見解?の相違?家でブーたれていたら、「そんなくらいええやん」と夫の一言。




治療=V

2008年3月29日(土)三回目の治療。
PM5:30の予約。
時間きっちりに診察室へ呼ばれる。診察室には若い男女の研修医らしき人が。

先生 : どうですか?
私  : はあ、(ボソボソと答える)(実際、毎回どうですかと聞かれても返答に困るのです)

先生はいつも「こまったちゃん」のように眉毛をハの字にしている。なので、私が励ますように、
私  : この首の境目からけっこう薄くなっているので、根気よく頑張ります。
先生 : そうですね(少しうれしそう・・・)

私  : 今日はこちら側の首もお願いしたいのですが。
といって髪をあげると、研修医が後ろにまわって何か言った。どうも頭の中のアザを指摘したらしい。

先生 : 頭の中にもあるんすよね・・。でもどうしようもないんですよね・・・。

また顔が「こまったちゃん」になる。頭の中を何とかしろと言った覚えはないし、こまったちゃんになりたいのは私だ。それよりも、いきなり頭の中のアザを指摘されて私は凹んだ。多分、髪の隙間から見えてるだろうことは分かっていたが、こんなにあっさりと指摘されるとは。

実は2日ほど前にこんなことがあった。
美容院に行ってまだ間がないのだが、あまり梳かないようにお願いしているため、直ぐに癖毛のセットがし難くなった。母に「美容院に行ってもう少し髪をさっぱりしたい」と言ったところ、「今ぐらいがいいよ、あんまり切ると髪の隙間から見えるでね。梳くと見えるがね」という答え。残酷なくらい正直だ。誰もこんなことは言ってくれない。母だからこそだが、凹んだ。
できれば、「アザなんか気にせず生きなさい」という母がほしかった。

こんなことがあったばかりなので、ダブルパンチだ。
母も若いイケメン研修医も素直で正直だ


レーザー室で照射開始。先生はもの忘れが激しいらしく
先生 : ここって前にやりましたっけ?
私  : いえ、以前他の病院で・・・。○○病院と、○○病院と・・・。(毎回同じことを聞かれ、同じことを答える)
レーザーに不具合が生じたのか、治療の途中と終わってから点検をしていた。大丈夫かなあ〜不安・

レーザーは相変わらず痛い。「痛くないですか」と聞かれるが、手抜きをされては困るので「大丈夫です!」と答える。今回付き添ってくれた看護師さんはとてもやさしかった。「お肌が白いですね」とか、「薄くなってきていますよ」とか、気を使って話しかけてくれる。最初受けた美容外科の看護師さんのイメージとは違った
6時頃会計を済まして帰路へ。

私  : かぶろうかな・・・。
夫  : なにを?
私  : カツラを。プライベート用には髪をすっきりさせて、外出にはカツラ被ろうかな・・。
夫  : 蒸れるよ。
私  : ・・・・だよね・・・。

先生の「どうしようもないんでね」という言葉と困った顔が心にひっかかっていて悲しい。なんだか、すごく大変なことだけど、どうしようもないと言われたような気がして。夫に話せばきっと、「頭の中なんか関係ねぇやん」と一蹴されるだろう。

楽しいことを考えよう。この後の晩ご飯は中国の人が経営しているお店で中華だ。いつも病院の帰りはこのお店でご飯を食べる。顔にガーゼ。ガーゼの隙間から見える目は腫れている。屋内なのに帽子をかぶってご飯を食べている。変な客の私に、なまりのある日本語で「ありがとうごじゃいました」と微笑んでくれる。
定食はやめて、えび天津飯と好物の軟骨のから揚げをたのんだ。軟骨をポリポリやりながら、美味しいご飯が食べられて、温かい布団で寝ることができて、ああ幸せだと思った。しあわせじゃんとかみしめた時、夫が定食の中の杏仁豆腐をくれた。ひと口食べたら頭のアザのことはほとんど忘れてしまった。

3日後、母と父が野菜をもってきてくれた。まだレーザー後の色素沈着がひどくてすごい顔をしている私に「治療がんばっとるね」と母。「たいへんやなぁ」と言いながら、ウッと言葉が詰まって涙がこぼれそうになっていた。泣かれても困るので、「お父さんも心臓の検査ちゃんと行かないかんよ」とはぐらかしながら見送った。
時々無神経な言葉で私を凹ます母だが、世界中で数少ない私のために泣いてくれる人だ。

本来の治療日記から外れてしまったが、目の腫れは3日後にほとんどひいた。もうちょっと密に照射してほしかったなというのが感想である。


経過メモ

カサブタが2箇所
  わかりにくいですが・・・

治療=U

2008年1月5日(土)二回目の治療。
今回は潮騒さんの治療記を参考にして、右の眉毛半分を剃って準備。
11時30分病院到着。12時の予約のため、30分ほど待合室で待つ。12時ジャストに診察室に呼ばれ問診。

先生 : どうですか?
私   : はい。主人が「薄くなってるよ」と言いますが・・・。
手で髪をかきあげて、首の治療の境目をみせる。先生は覗き込みながら
先生 : ちょっと手のけてみて。
先生 : うんうん、この境から薄くなってるね。今日はどうしますか。前と一緒でいいですか?
私   : はい。耳の裏はいいので、全体的に密に照射してください・・・モジモジ・・・・モゾモゾ
先生 : うーん、あんまり細かく打つと皮膚にダメージを与えるんだけど・・、いいですよ。耳もちゃんと打ちましょうね。

治療室でレーザー治療。今回も痛み止めなし。
先回は首からはじまったが、今回は瞼から。先回は怖くてガチガチに目をつむってしまったが、目尻のアザを照射してもらうため、頑張って力を緩めた。コンタクトはなし。看護師さんが小さなゴーグルのようなものを目に当ててくれていた。
とにかく痛い。一番痛みが激しい瞼からはじまったため、照射の数を数えるのは100回くらいでりタイア。私のお願い通り、先回よりも丁寧に照射してくれている様子で、鎖骨の近くのポツポツアザまで打ってくれる。うれしいやら、痛くて止めてほしいやら・・・。途中、「休憩しましょうか」と聞かれたが、痛みで痺れたような感覚になっていたので、そのまま続行をお願いした。
治療後数日、色素沈殿が治まると、とっても密に照射してもらったような気がしたが、結構まばらだったり。過去の治療でアザ自体がまばらになっているので、仕方がないのかも。

[感想]

ヘアカラーの際、頭皮のアザを見ると毛細血管がびっしりである。十数年前、まだレーザー治療をしていない時は、顔も首もこのようだったのだろう。耳の軟骨部分は劇的に薄くなっている。根気、根気。

経過メモ

治療後 52日目 2月27日現在


現在の写真をアップしてみました。携帯フォトを使い、暗い部屋で撮ったのでぼやけています。実際はもっとずっとアザの色は濃いです。肩なんかは真っ赤です。眉毛の半分はいまだ生えてきません。毛穴をヤラレたか いいけど・・・。裸になる必要があったかどうか・・・。トラジが喜んで周りを走り回っていました


治療=T

2007年6月、潮騒さんの「治療記」に触発され、V-beamレーザーの治療を真剣に考えるようになる。
過去ダイレーザーを何十回、軽く100万円以上の治療費を使ったが、劇的な効果は表れなかった。正直なところ、赤アザの完治は到底無理と思っていた私に治療記は衝撃だった。
顔や首や肩やうなじ、広範囲を欲張りにも治療していた私は、潮騒さんのように顔のみの治療を根気よく受けようと決心する。
父の退院や仕事の切れ目などを見計らって、8月28日(火)某クリニックのドアをたたく。

一人で電車で通院するつもりだったが、最初だけは夫に会社を休んでもらい車で送ってもらう。
午前8時自宅出発、9時30分クリニック到着。
かなり緊張の私。ドアを開けたとたん、思ったより狭い受付と待合室に若い女性二人と年配の人二人ほど、母子連れの患者さんを見て動揺しまくり。靴をスリッパに履き替えず受付に突進する私に、夫が「お〜い」
若い女性がいるのは脱毛か美顔関係だろう。赤ちゃんはアザかしら?などど動揺する私は、早くも受付から名前を呼ばれた。

先生の問診へ。過去の治療経緯などを話す。私のV-beamに対する期待があまりにも大きいことを心配してだろうか、先生は「劇的な効果は難しい」というようなネガディブな言葉だった。けれど、そういうことは重々承知していたので、「少しでも良くなるのなら根気よく頑張りたい」旨伝える。
先生の印象は、力強く励ましタイプではないが物腰が柔らかくおっかなくない。

カバーメイクを落とすため化粧室へ。ホテルの化粧室のように綺麗な洗面台だが個室ではなく、メイクを落とす私の後ろのソファーから女性の視線をチラチラと感じる。
メイクを落とし終わり明るい部屋の中、スタスタと女性の前の椅子に座った。あまりに窮地に立つとド根性が出るタイプの私だ。女性は視線を落とした。

直ぐに治療室に呼ばれ、「顔と見える部分の首を全部照射してください」という私の希望を先生は快諾してくださる。
一発目の照射がされた瞬間、「えっ?えっ? 先生、痛み止めはないんですか??」とびっくりの私。
数年前のダイレーザーの時は、1時間ほど前に痛み止めのシールを貼ったっけ。

「いや〜、大丈夫だと思いますけど、痛いですかね?」と逆に聞かれて、私は「大丈夫です」と答えてしまった。
確かに100発くらいは我慢できるが、数が増すうちに激しい痛みになってきた。耳の裏や耳のヘリ、瞼や目じりは相当に痛い。でも、あまり痛がると照射を終了されてしまうのではないかという不安で我慢し続ける。
「痛いですか」という先生の問いに、「はあ、でも大丈夫です」という声が不本意にも震える。
瞼や目のフチの照射をする際、コンタクト挿入などの処置は今までの病院もなかったが、今回もなかった。

ものすごく長く感じた照射時間だが、実際は数分だったのかもしれない。次回はちゃんと時間を計ろう。
痛みに関しては、少しでもよくなるのなら我慢できない痛みではないという感想。15・6年前のダイレーザーを痛み止めなしで受けていたことを思い出した。それに比べればなんてことはない。
病気の治療なら、もっともっと苦しい検査や手術があるだろう。父の入院時に色んな患者さんを見てきたので余計にそう思うことができた。
※事前の痛み止め無しは、私は大人だから我慢できるが、幼児や子どもには可愛そう過ぎると思う。
会計を済まして外に出ると10時30分だった。

顔にガーゼを貼ってもらったがかなり曖昧な貼り方で、これで電車で帰るのは辛い。車で送ってもらってよかったとしみじみ。
ヒリヒリしていた耳の後ろの痛みも夜にはほとんどなくなった。大胆にも(夫に止められながらも)ビールを飲んで、お風呂に入って洗顔もした。潮騒さんの治療記を後にじっくり再読したら、潮騒さんは治療当日は水に濡らさないとあったので少し後悔した。
夜、私にじゃれついたトラジは、「ダメッ!!バーバは病気なんだよ」と夫に叱られていた。

炎症や化膿止めの軟膏を患部に塗って、ガーゼをして就寝。鏡を見ると瞼がだいぶ腫れていた。
夫に「今日はありがとう、おやすみ」というと、「どういたしまして、いい結果がでるといいね」という返事が返ってきた。

[メ モ]

レーザー出力:10〜12  薬:リンデロン-VG軟膏(抗生剤を含むステロイド軟膏)

[感想]

今回の治療のため、V-beamを扱う医療機関を自分なりに丹念に調べた。
分かったことは、V-beamを扱う医療機関すべてが単純性血管腫の治療を主としているわけではなく、ホクロやにきび、シワ、永久脱毛といった美容整形に使われている病院が多いということ。
V-beamがあっても、アザ治療をある程度専門としていなければ治療は受けられない。アザ治療に関する知識や経験を積んだ医師が必要だ。
V-beamを単純性血管腫に使用している医療機関は今のところ少ないと感じた。
また、大病院が扱うのは保険適用のダイレーザー止まりで、V-beamを扱う病院は美容を主とするクリニックが多い。
美容クリニックは病院という感覚ではないので、永久脱毛のために来ている若い綺麗な女性と化粧室で居合わせるのは辛かった。看護師さんを含め、病院とは違う雰囲気に少し戸惑うものがあった。

ある程度色素沈着が治まると、レーザーの照射がけっこうまばらだということがわかる。まばらの照射だとアザが斑になるので、これもかなり見苦しい。過去何十回もレーザー治療をしてきたが、満つに几帳面?に照射してくれる先生には恵まれず、何だか悶々とする年月だった。
今回の治療ではそんな後悔がないよう、次の治療時には「満つによろしく頼むよ(ちびまる子風)」と先生にお願いしよう。できるかな・・・。


経過メモ

2日目 色素沈殿で小豆色          8日目(光の加減で色が全然違いますね)
                

3日目〜2週間 少し痒い
ステロイド軟膏は4日間使用(5段階のうち3の強さのステロイドなので、早めに使用中止した)

11日後、受診 

※過去のダイレーザーの治療が、レーザーに対する抵抗性を生んでいるかもしれない。
※年齢とともに血管が硬くなっているので、治療効果も劇的にはいかない。

※次回は11月