杭州から無錫(むしゃく)へ長距離移動。
無錫は数年前にヒットした「無錫旅情」(どんな歌だったっけ?)の無錫である。
太湖を帆船で遊覧後、元頭渚公園を散策。1日に3回ほど「う○ち」をする夫は、添乗員さんにトイレ希望を申し入れたが、「公園にあるから大丈夫ですよ」との返事。ガイドの王さんは知ってか知らずかゆったりとした歩みで、夫は冷や汗タラタラ・・・。私も心配で、ほとんど公園の記憶なし。そういえば「無錫旅情」を中国語で彫った石碑があったなあ・・・。
昼食後、真珠工場の見学へ。お決まりの、真珠商品をお試ししながらの販売がはじまる。
ここではとんでもない人パート2を見た。オジさんである。商品を倍高いものとチェンジしたまま、差額を払おうとしない。売り子さんが本当に困っているのだが、威圧してうやむやにしようとする。中国での値切り交渉は当たり前だが、それは泥棒と一緒だよ!怒!
隣で黙って見ていた奥さんが、最後に「まああんた500円払っときゃあ」と言っていた。払ったかどうかは見届けていない。
バスは一路蘇州へ。
途中王さんから「蘇州はニコっと笑えば、一緒に写真OKです」と、いつになく明るい顔で言われる。親日の人が多いのかな??
蘇州の留園に到着。ここはほとんど通り抜け、お手洗い休憩しただけで終わった。バスに戻るとお客さんが不満タラタラ・・・。
その後蘇州運河めぐりのOPを希望する人としない人にわかれた。私たちは希望する方である。
そこで、先ほどの不満なのか王さんに怒っているオジさんを見た。怒って背を向けるオジさんを追いかけながら、オジさんの背中をさする王さん。大変そうだ・・・。
「東洋のベニス」といわれる蘇州運河めぐりは楽しかった。運河は濁り強烈に臭いという事前情報も、王さんによると、昨年下水の大工事があったそうで、気になるような匂いはなかった。
船から道行く子どもに夫が手を振った。はにかみながら手を振り返してくれる。私も勇気をだして手を振ったら、大人も子どもも笑いながら振ってくれる。心が温かくなった。
母のために写真を撮るのにも忙しい。屋根つきの舟なのでなかなかシャッターチャンスがない。
そうこうしているうち、突然全員に絵葉書セットが配られた。やーん♪すごいサービス♪と思って「謝謝シェシェ」とお礼を言ったのだが、礼儀正しい夫がお礼も言わず憮然としている。変だなと思ったら、お決まりの販売だった。
それでも絵葉書を見るとキレイな風景写真である。母への写真に四苦八苦していた私は、25元を払ってひとつ購入した。
すぐさまトランプの販売もはじまる。ひとつ100円と聞いてこれも購入。100円玉を渡すと、販売員が「10個で○円」と言って私に擦り寄ってきた。私が首を振ると同時に王さんが「〇☆▼★◇!!」と中国語で何か言った。販売員の男の人はへへっという顔をして私から離れていった。
たぶん王さんは「いい加減にしろ!」「もうやめとけ!」とか言ったのだろう。ホテルに帰って絵葉書をじっと見たら、粗悪な写真だった。25元は大もうけなのだろう。夫とトランプでババ抜きをした。
OPを希望しなかった人と刺繍工場で合流。両面刺繍はとてもきれいだが、芸術的なものに興味がない私は売店の缶ビールがすごく気になる。ホテルで27元の舶来ビールがここでは15元である。バドワイザーを3本購入。お店の人にお金を渡したら、ジッとお札を確認していた。そういえばバスの窓から見ていたら、インターチェンジの料金所でもお札を裏返し裏返し確認していた。偽札確認だろうか・・。
夕食は生演奏付き蘇州料理。日本の「流し」のように、お客がいくらか払って曲をリクエストする。みんなで「北国の春」の大合唱になってしまった。
蘇州ではお店の人の視線がやさしい。お店の若い男の子と記念撮影する人もいた。
蘇州の四星ホテルで眠りにつく。