第1訓 死んでも振るな!
 麻雀は勝たねばならない。その為には和了することが必要不可欠であるが、無駄な支出を抑えることも忘れてはならない。「やっぱりな」「あたると思った」等など、市民がよく口にするのを見かけるが、私に言わせれば「愚か」の一言である。あたると思ったら切ってはならぬ。止めて止めと止めまくれ。その1枚を握って心中するくらいの心意気が必要である。あなたが切ったその1枚を止めることによって、あなたの和了が遠のくことになるが、切ったからと言って必ず和了できるかと言うとそうではないであろう。和了できないかもしれないのに勝負に出るのは無益以外の何ものでもない。じっと堪えることを身につけよ。「そんなの面白くない」と感じる者は、私のところまで連絡されたい。ぜひお手合わせ願いたい。「無益な勝負」をかける相手ほどおいしいものはない。
 しかし、現物でないからと言って切れないようでは、勝負以前の問題である。死んでも振らない為には危険牌と安全牌の境界線をよりはっきりさせる為の「読み」の正確さが要求される。その上で、「勝負したい」という欲求に打ち勝つ強靭な精神力が必要なのである。諸君、道は険しい。がんばれ!