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昨日の鎗ヶ先に引き続き、今日も揖斐方面の藪山に出かけてみました。 Webで調べてみると標高こそ大したこそはありませんが、黄葉が素晴らしいとのこと。もう紅葉は終わっていますが、下見として登ることにしました。 |
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大立の登山口は久瀬村を走る303号線の久瀬トンネル北口です。そこから送電線鉄塔巡視路が出ていて、まずそれを辿ります。 国道303号線は岐阜市から揖斐方面へのメインルートで久瀬トンネル北口もすぐ分かりました。角にゲートボール場があり、そこに駐車させてもらいます。 巡視路の入り口は半分草ヤブに覆われており、コンクリートの階段があることなど、今まで全く気が付きませんでした。 |
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AM. 10:30 登山スタート。
コンクリートの階段を登りトンネル入り口の真上に出ます。 |
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しばらく行くと道の状態が悪くなり、見通しの利かない植林の急斜面を登るようになりました。 崩れ易い土質で足場がきまらない上にあまり利用されていないようで、踏み跡すら分からない部分もあります。 小さな山ですから積雪期であれば上を目指して直登しても良いのですが、藪山の一番嫌な登りです。 途中植林の小さな隙間から、対岸の飯盛山(写真右)と西津汲(写真左)が見えました。西津汲も藪山とのことですが、いずれ登らねばなりません。 |
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AM. 11:15 24番鉄塔着。
先の急登中盤からはゴム板の階段が所々出始めました。角度が緩やかになって植林から抜け出すと、間もなくで24番鉄塔着に到着です。 |
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巡視路は25番鉄塔から下へ、揖斐川方向に続いているようです。 この鉄塔の周りも雑木に囲まれています。 しかしそれは割に薄く、また冬枯れで完全に落葉していて、明るくノンビリできます。 ただこれまで展望らしいものはなく、藪っぽい道自体嫌らしく、この先も変わらないのかと思うと少し萎えてしまいました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
誰か連れでもいればそれほどでも無いのかもしれませんが、オッサンにもなると、こんな藪山にそう簡単には誘えません。
藪を何時間も漕いで、何も見えない藪に囲まれた頂上に辿り着くだけ・・・。それが奥美濃。 |
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巷ではクリスマス・イヴ・・・。 「きっと君は来ない〜・・・。」山下達郎の歌を、知っているフレーズだけ独り繰り返し歌う。 今年は異常に暖かい冬です。 例年ならばこの山にも少しぐらい雪が来ているはず。 きっと雨になっても、夜ふけ過ぎに雪には変わらないだろう。 「兄は夜更け過ぎに〜、「ゆき恵」に変わるだろう〜。」 いつか見た「タモリのボキャボラ天国」のOKAMA-BARの替え歌を思い出した。 |
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これより巡視路を離れ大立から北東に延びている尾根に取り付きます。 落葉した雑木林を、高みを目指して登っていくのですが 赤布や薄い踏み跡などがあり、意外にスッキリしています。 そしてほんの10mも登ると、景色は一変しました。 |
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落葉した雑木林は落ち葉でいっぱいです。 おまけに季節はずれの暖かな日差しが、 明るく柔らかな雰囲気をつくっています。 紅葉の盛りにはどんな色になっているのでしょう。 |
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落ち込んだ気分がスッと消えてしまいました。 緩やかな斜面をカサコソ落ち葉を踏んで歩く。 藪山はなんて良いのでしょう。 |
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今までの沈んだ気持ちは、無理のある植林と崩れかけた巡視路のせいだったのです。 山には何の罪もありません。 |
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何というキノコか知りませんが大きな塊があり、 この冬枯れの中にも山の生命力を感じます。 |
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やがて道はやや細くなった尾根を行くようになります。この尾根の北面が植林であることが良く分かり、ルートを失うことはなくなりました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
25番鉄塔着からノンビリ散歩気分で歩いてきましたが、最後はやや急登になります。 しかし、もう一頑張りと思ったとたん、なだらかな頂上付近の一角に辿り着きました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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北面の植林は頂上まで上がっていました。 あとはただゝ雑木林です。 一番高く思える所に行ってみますが、三角点がありません。 少しウロウロしていると、千切れた古い赤布を見つけ、その方向に間もなく三角点を見つけました。 ここまで登っているのですから、どちらでも良いのですが、やはり三角点は確認しておきたいものです。 地勢図を見ると、三角点は大立のピークから少し南に下がった所にあります。藪の濃い時期に探すのは少し大変でしょう。 |
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柔らかな日差しの中でビールを一本飲み、登って来た道を戻りました。
PM. 1:15 久瀬トンネル北口着。 紅葉の時期にまた登りに来なければならなくなりました。 |
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