飛騨方面に出かけようとしていましたが、案の定の朝寝坊。 ネットで近郊の山を検索。 岐阜市から1時間弱の揖斐川町にある「城ヶ峰」という里山に決定しました。
登山口の三輪神社に向かうのですが道が分かり辛く、カーナビの必要性を痛感します。 三輪神社入り口前を二回往復して無事到着。
三輪神社は簡素で小ぢんまりとした神社です。揖斐小の隣にあるのですがこの日は誰もいません。 偶然ここの神職さんが通り掛かり、これから登る揖斐城址や登山道について親切に話してくださいました。 私が自転車を連れているにも関わらず、ありがたいことです。 怒られるかもしれないと内心ドキドキでした。
一心寺から幅の広い緩やかな遊歩道を辿ると、揖斐城跡に出ました。
城跡には石柱と立て札がありました。 なんでも、揖斐城は土岐氏という豪族が建てたそうです。 その後、斎藤道三に攻め落とされ崩壊しました。 本丸跡から北東方向に遊歩道を辿るのですが、二の丸跡・三の丸跡・大手門跡と続いており、かなり立派なものだったようです。
ちょっとした登りの後、灌木の中から反射板が現われました。 南面が切り開かれており、揖斐の街並みが見渡せます。
反射板から緩い起伏を2・3乗り越え城ヶ峰頂上の二等三角点に辿り着きました。 灌木に取り囲まれており、あまり視界は利きませんが、ビールを飲んで一服します。 今年はいつまでも暖かく、この時期だとビールは寒くて飲めないのですが、一体どうなっているのでしょう。
5・6人の子供が遊んでいますが何故か静かです。 最近子供達の悲しいニュースを耳にすることが多く「こんなものかなぁ・・・。」 少し寂しくなりました。
今日はお昼からのちょっとしたMTBでしたが、気にも留めない里山にも意外な歴史があったりして、またこんなMTBの遊びを探してみようと思います。